古書、漫画


若手歌舞伎



昼食買いに行って春一番に飛ばされて、避難した会社近くの古本屋にて購入。
昭和二十三年十一月発行となっています。もうボロボロで紙がもろけそう(後に時間出来たら写真撮ってupしたいです)。本文は旧仮名遣い。
しかしこれホント面白い。巻頭の写真だけでも凄いですから。実際この写真見て買うことにしたんで…。
先代勘三郎丈がもしほ、先代團十郎丈が海老蔵(『忠臣蔵』の定九郎が素敵)、白鴎丈が染五郎歌右衛門丈が芝翫(『紅葉狩』の更科姫が可憐…)、当代芝翫上が福助(『船弁慶』の義経の写真、当代福助丈に似てるなと思う…)。その他もう綺羅星の如き方々がずらり。
そんな時代の本。
で、えっと今気付いた。この大谷友右衛門というのは当代雀右衛門丈ですね…(『大森彦七』の千早姫)拵えの写真見てわかりました(汗)。
しかし何が一番凄いってアナタ、又五郎丈が若手っていう。『千本桜』の主馬小金吾、凛々しいですよ…。
今色々出回っている歌舞伎関係の本、あと五十年くらい後にこんな感慨を持って見られることになるんでしょうね。
そう思うと改めて歌舞伎って凄いなと思う。

ツバサ(9)

ツバサ(9) (講談社コミックス)

ツバサ(9) (講談社コミックス)

早いー。この日記書き出してから二度目の登場だよねー。さすが週刊誌連載。
ラスト、阿修羅と夜叉王の関係は?というところで終わってて、次巻が楽しみに。
てかやっぱ昔の人間(苦笑)としては、この組み合わせはどうしたって『聖伝 (1) (ウィングス・コミックス)』。でもこれも売っちゃったんだよね…オリジナル版。今文庫版出てるけど勿体無いことしたなぁ。

おせん(9)

おせん (其之9) (イブニングKC (95))

おせん (其之9) (イブニングKC (95))

“粋な姐さん”描かせたらこの方の右に出る方はいないのでは?
下ネタも結構あったりするけど(笑)、まぁそれはほとんど青年誌の連載なのでね。それもまたご愛嬌、だし。
今回はちょっと番外編ぽい。沖縄での話がメイン。あとグリコこと江崎君主役話。
抜けてるけど決めるトコびしっと決めるおせん姐さん、いいねぇ…。

一緒に遭難したいひと(1)

一緒に遭難したいひと 1 (1)

一緒に遭難したいひと 1 (1)

やっと出たー。とは言っても、これもオリジナル(ISBN:4391920409)持ってる(爆)。でもはまぞうのデータの通り…今回の版は2巻が出るそうだけど、前のは1冊しか出てないんだよね。
バブル華やかなりし頃、という話である意味懐かしくもあったり。
初手から「自分には縁の無い世界〜」と思ってるというのもあると思うけど(苦笑)、この人の漫画は読んでてもなんつーか嫌味がない。
逆にこの人の漫画読んでひねくれるようだと、まさに“終わってる”状態なんじゃないかと思います、自分の場合。