ばいばい。



今日の昼前、ネコが死にました。
うちに来て10年、野良のおかあちゃんが生んで連れてきて、でもかあちゃん子育て下手で、連れてきたは良いけど放り出して遊んでる始末でした。春先だってーのに(生んだのは秋の終わり)守ってやる親が遊び歩いちゃってるんで、2匹いたうちの1匹が大風邪ひいてしまって。見かねたウチの母親が家に入れて面倒見てやってようやく回復した子。
そんな状態だったもんで、ずっと虚弱でした。とは言っても結構食べたし、元気は元気。ただいくら食べても丸々しない。むしむしくんがお腹にいるのを駆除しても駆除しても、基本的に体力が弱いせいか、すぐに…。
でも今年に入ってから、以前に増して食べるようになって。
あと、あんまりなつこくなかったのに(てかむしろ触られるの嫌がって逃げるタイプ)、やたらとくっついてくるようになって。
だけど食べても食べても、むしろ食べるほど痩せて。
今年の夏は越せないかな…と思ってました。


朝は元気で、ごはんごはんと騒いで。
けど10時頃、立て続けに吐いて、ぱたりと倒れてそのまま動けなくなって。でも大きな声で鳴いて。
「…ああ、この声はもう死ぬ前の声だな…。」
と。
何度かネコの死を看取っているので、わかりました。
それから1時間半後、息を引き取りました。


最善を尽くして、病院に連れて行った方が良かったんでしょうか。
でも以前に連れて行った家に一番近い病院は、扱いも態度もお世辞にも良いとは言えない所で、*1あんなところで最期を迎えさせるのは嫌だった。
それでも連れて行ったらもっと生きられたのかな。
“人間が嫌いな獣医”に連れて行かなかったことで死んでしまった、というのは、やはり身勝手なことだったのでしょうか?


実は日記up保留にしている先週の火曜にも1匹死んでいるんです。
こちらは通い野良。避妊手術をお願いしたのですが、*2手術後1時間くらいして先生が様子を見に行ったところ、ケージの中で死んでいたという電話を戴きまして。
ウチに来るようになって2ヶ月くらい。ガリガリの状態で来て、見かねて餌をあげたらバリバリ食べて、なんだか太っただけでなく大きくなった気がしたので、てっきり若いものだと思っていたら、先生の話ではかなり歳だったとのこと。お腹も壊していたとのことで…手術に耐えられなかったようです。


今日も先週も、やっぱり人間のエゴが命を奪ってしまったのかな…と。
ようやく立ち直りかけたところでまた、ということでショックです。
実に身勝手な話と思いますが。
唯一の救いは、昨日でなくて良かったということくらいかな。昨日は私、先週土曜の通院が出来なくて振り替えてもらったので日中留守でしたので。母親も仕事で夕方まで不在でしたから。
誰にも看取られずに死ななかっただけ良かったかな…と。
これもまたエゴですが。


まぁでもこうして書いたら少し楽になりました。
…基本的には馬鹿なのでね、このところ他にも色々あってグチャグチャしてたもんが一つ減った感じ。
仕事来ているのでちょっとこれから先わかりませんけど、夜に少しはレスとか出来れば。

*1:先生旦那、助手奥さん。仕事が先か家庭が先か、いつも言い争い状態。行って帰ってくると、連れて行かれたネコもさることながら、こちらもぐったり疲れる、という有様。

*2:前述のところとは違う病院。こちらはうちからかなり離れているのですが、とても良い病院です。ただやはり距離があるので、具合が悪い、という状態になってから連れて行くことは出来ません。避妊手術をお願いする病院、という位置付けです。