少なくとも



今年の運は全部使い果たしました。
もしかしたら向こう何年分かも。


というくらい良いお席でした、コクーン歌舞伎『夏祭浪花鑑』初日。*1


しかし今日ほど強く勘太郎くんに“成駒屋”を見たことは無かったなぁ。
終わってからお友達に会ったので軽くご飯に行って、そういう話になって。
私は特にお辰に、お友達はネタバレになるので詳しくは書けないけど、最初のお役から強く感じていたとのことで。
勘三郎さんのお辰ではなく、かと言って福助さんのそれとも違う。芝翫さんはお勤めになられたことは…あるのかな? いずれにしても私は観たことがないけれど、“成駒屋”と言う以外言葉では表せないような。「ココでござんす」を文字通り目の前で観られた、ということに感激。1mも離れてないなんて有り得ないでしょ普通。
でも大詰の立廻りは…やっぱり勘三郎さんにそっくりなのよね(笑)。*2


初日からスタンディングオベーションせずにはいられない熱さ。*3
次に拝見するのは楽、ということに早くも後悔しています…(苦笑)。*4

*1:平場下手通路際。中央ブロック側だったので、役者さんの顔もバッチリ(同じ列でも下手ブロック側だと後ろ向きになってしまい、顔が見えないことが多かったのでは、と思う)。立廻りでは真横でトンボ切られたり、顔を刀が掠めんばかりの近さだったり。団七からいい匂いがしたのには笑っちゃいました(笑)(白粉の匂いですね)。

*2:短いけど結構激しい動きなので「膝は大丈夫〜?」とちょっとドキドキ(笑)。

*3:カーテンコール2回…いや3回?(苦笑) 千穐楽さながらの花道お練りありで。思わず勘三郎さん、彌十郎さん、笹野さんに触り、橋之助さんと勘太郎くんは手を握った私。“握手”でないところが痛いですわね…。

*4:切符の入手が困難、ということもありますが、スケジュール的にこれ以上は無理なんですよね。