漫画、古書


GATE/覚醒

Gate覚醒 (ゼロコミックス)

Gate覚醒 (ゼロコミックス)

シリーズ第3巻。四神を題材にした漫画はいくつか知ってるけど、どれも面白い。この作者さんは絵が綺麗。
とっくに完結してるけど、絵とストーリーが相まって好きなのは喜多尚江先生の『ぐるり 第1巻 (花とゆめCOMICS)』(全2巻)。
しかし朱雀が女性という設定はどの漫画でも定番のような。
何にせよ(?)九月の歌舞伎座公演以来、四神と言えば…、といった発想に至るようになりました。あの時も七之助くんが朱雀で天女だったんだよねー。そしてびっくりの青龍天女(笑)。でも福助さん綺麗でした…。
ちなみに某サイトの携帯用占いメール一覧見てて興味持って申し込みした“四神・星宿占い”によりますと、ワタクシは白虎なのだそうです。…勘九郎さんですか(笑)。

いま、会いにゆきます

いま、会いにゆきます (ビッグコミックス)

いま、会いにゆきます (ビッグコミックス)

小説を買おうと思ったのだけど、なかなかお高いものだったので、ま、話の筋が知りたいから何でもいいか、と漫画にしました(苦笑)。
しかし表紙見て覚悟(?)しておりましたが、絵がどうしても自分に合わなくて、感動度30%という感じ。とにかくどんな話なのかわかったんでいいんですけど。
女性の漫画家さんではなく、ビックコミックという比較的硬派の男性雑誌に描いている方の作画というのは、逆に変な感情移入が無くて良いかもとは思いましたが。このテの話を下手に綺麗綺麗に描かれると興ざめしかねないし。
でも私にはやはりこの方の絵は…。男性の漫画家さんでも好きな人一杯いるんですけどねぇ。それにこの漫画家さんの他の作品がコミックスの帯に宣伝されていたんだけど、それは結構面白そうかも、とか思いました。

新訂・かぶき入門(古書)

文庫本。カバーなしなのは古本だからでしょう。
歌舞伎にハマってから、古書店に立ち寄ったり、よく行く本屋で定期的に開かれている古書フェアを覗くことが非常に多くなりました。
今でも売られている本が安く手に入ったこともありますし(歌右衛門の六十年―ひとつの昭和歌舞伎史 (岩波新書)とか)、勿論(?)絶版になっている本を見付けることも多々あり。
この本も色々検索してみたけれどヒットしなかったので、既に絶版なんでしょうね(出版社のサイトはヒットしたものの、覗いてみたらサーバの初期ページ…)。
歌舞伎の本と言っても、内容とお値段によって買う買わないが決まる訳ですが。この本は歌舞伎の歴史から始まって、基本の演目がささっと書かれていたりと、まさに“入門”という感じ。『関の扉』は舞踊として大きなものなので載っているのは当然と言えば当然なのだけど、今月の“旬”ですわな。
でもこの本を買う決め手となったのは、実は上記の内容ではなく。
間に挿入されている写真ページに、慶ちゃん福助の揚巻が載っていたからです。
勿論モノクロで、小さい写真ですけど。綺麗ですわね…。
これで200円とはお買い得。てかこの値段なら中見無くても買えって(苦笑)。

やっぱり役者(古書)

ハードカバー。函入り・布張り表紙。
今出回っている同タイトルの本(ISBN:4820557769)は他社から出ている復刻版のようですが。これは初版本でした。
他の店で同じくらいのコンディションのものを2500円くらいで見付けていたんですが。ちょっと痛み過ぎている上に、そうそう古いものでもないので「うーん」と。
ハッキリ言ってかなり状態悪いです。函も表紙も染みだらけ。しかし今気付いたんだけど、この本の…これ何て言うんでしょ、糸が閉じ込んであってしおりになってるヤツあるじゃないですか。アレが全く手付かずの状態なんですわ、どう見ても。使わなくても読んでるうちによれたり伸びたりするもんだと思うんですけど、作られた時のままと思われるような折れ具合で挟まってます。何となく謎。
この状態で1,000円というのは、お買い得だったのかどうなのか。何となく揺らぐ自分だったり。