今更『愛しき友よ』



源さん小林氏スタジオパーク録画準備のため、『新選組!』を録り溜めしていたビデオ、録画したまま未見の最終回の後ろに入れるべく巻き戻しをしたんですが。
正直まだ見る心構えが出来てなくて…でもちょっと多めに巻き戻してしまって、ラストの回想シーン見たら
「今見なかったら、もうずるずる見ないかも。」
という気になり。
結局頭まで巻き戻して、見ました。


Web上のあちこちで、あらすじやら感想やら意見やらその他もろもろを既に見ていたので、
「なるほど、これがアレか。」
という感じで、言ってみれば冷静に見れたんですけど。
それでもやっぱり重かったですね…。
毎週毎週きちんと見ていた訳ではなかったので、そんなに思い入れは無いと思っていたのだけれど。
外的刺激に左右されやすい人間だっていうのが根底にあるからでしょうかね?(苦笑)
所謂“多摩編”は、“これから武士になって一旗挙げるぞー”っていう気概みたいなのが楽しくもあり頼もしくもあり、とにかくミーハー根性*1からわくわくして見てたんですけど。
京に上がってから、言ってみれば段々“ドラマらしく”なってきて、人間関係やら何やらどんどん重くなってきて、見るのが辛くなって。その代わり、録画はマメにするようになったですな、後で見られるようにとか思って(苦笑)。
しかし今HPで確認したら、“多摩編”なんて3月までじゃん…。そーだよ、いよいよ帝お出まし〜♪って本放送見逃して(爆)再放送録画した時なんて、丁度6月の海老蔵襲名興行で、歌舞伎座で生帝(なんだそら(笑))見てたんじゃん。あの時は既にコテコテに京の都で動いてたじゃんー。
…やっぱ鴨暗殺辺りからかな、あんまりリアルタイムで見なくなったのは…。
でも大ラスの回想シーン、勘違いなんか沢山あると思うけど、ほとんどいつのシーンかわかったんで、要所要所は見てたのかな、とか。


それぞれの役者さんのことを素で役名で呼んじゃうなんてこと、今まで無かったもんなー。*2元々ドラマ見ない人だから、ってのがあるんだけど、これほど見入ったドラマは無かったってことの証明とも言えることだろうね、これは。
一部では“当て書きの三谷”などと呼ばれているとの話も見聞いたのだけど、本当に見事にそれぞれの役者さんを活かしたドラマだったと思います。


元々、中村獅童好きなんで、捨助の最期も見聞きしていたものの、ここだけはちょっと他のシーンよりチェック入りました(笑)。
トホホな捨ちゃんだったけど、最期は立派でしたねぇ…。
で、切り込んで行った時から切られた時までの顔が
「これ、丹下左膳じゃんー。」
とか思ったんですけど。
でもこれは決して自分の中で悪い意味じゃなく。
“武士”として死んだんだな、というのが感じられたということです。
迎えた警護の者(?)たちが、全員腰が引けていたというのと対照的でしたね。


うーん、やっぱりまとまりがつかないよ(苦笑)。
大河ドラマ”って1年間やるから“大河”って言うんだと思うんですが<違うのかな?
私にとっては、少なくとも自分の中を流れる河の一つになったと思います。


そして番組後に流れた来年の『義経』の番宣を見て、これまた注目だなぁ、と思った次第。ここ数日、『義経』を巡って、ここに書くネタが予想外の展開で多くなってきてるし。
また改めて配役見直して、
「へー、蛭子さんも出るんだ…って、一条大蔵卿!(爆)」
てなことも昨夜あったし。
いい加減潮時(苦笑)なのかなぁ。無理してでもHDDレコーダー買うべきかも…。

*1:自分にとってはキャストが既に“美味しい”ものでしたから…

*2:山本太郎氏なんてもう完全に“左之助”で、名前考えないと出てこない(笑)。ビールのCM見ると「鴨が出てる。」だし。香取くんはスマスマやらいいともやらでおバカ演ってるの見ると「局長…!」とか思うし(爆)。堺氏に至っては、そもそも『新選組!』で初めて存在を知った役者さんなので完全にデフォルト“山南さん”でインプットされてしまいました(汗)。小林氏も絶対今後も“源さん”と呼び続けると思う(笑)。