古書
勘九郎ぶらり旅
- 作者: 中村勘九郎
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/02/18
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (5件) を見る
内容は…『勘九郎日記「か」の字』とダブってます、はい(汗)。てか『勘九郎日記』がNY公演のくだり以外、既刊本の寄せ集めといった感じの本ですので。
歌舞伎にまつわる場所を勘九郎丈が訪ねる、といった趣向。
『梅ごよみ』や『一本刀土俵入』などにまつわる話などは、私個人が好きな演目なだけに楽しいくだりです。まだ斜め読みしかしてませんが(汗)。
ほおずき地獄
- 作者: 近藤史恵
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2002/10
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (13件) を見る
そして数日前、カウンタ逆検索の“歌舞伎・サスペンス”でだったかな?ヒットした中にあったのが同じ作者さんの『ねむりねずみ (創元推理文庫)』。
Amazonのページに飛んで色々調べてみたら、この作者さん歌舞伎をモチーフにした作品をかなり書いてらっしゃる。
で、本当は手始めに『ねむりねずみ』を読んでみるつもりだったのだけど、今日古本屋に行ったらたまたまあったのがこの本という次第。
『桜姫』も『ねむりねずみ』も現代を舞台としているけれど、この作品は江戸時代。でも歌舞伎役者が重要な登場人物として出てくるし、何せ“猿若町”、そしてこちらもまだ斜め読みしただけですが、しっかり“中村座”という言葉も出てくる。
面白くて、あっという間に読み終えそう。*1