漫画

ツバサ(17)

ツバサ(17) (講談社コミックス)

XXXHOLiC(10)

×××HOLiC（10） (KCデラックス)

先日、仕事の帰りに会社近くのTSUTAYAに寄ったら、発売日前日だというのに何故か『ツバサ(17)』の豪華本だけが3冊ありました。通常版も、ましてや『XXXHOLiC』も無し。何だったんでしょうねぇあれは。
というのはさておき。
また今回も連動しているお話がある、という同時出版。『ツバサ』で出てきた水は『XXXHOLiC』で四月一日が汲んだ水だったんですね。*1で、サクラが取ってきた対価が四月一日に渡されたと。ここまで入り切ってないけど、そういう展開なんでしょう。*2
そして今回共通しているのは、どちらも女の子が辛いことになっている、というところでしょうか。
ひまわりちゃんの不幸を呼び込む体質というのは…。とうとう四月一日に指摘された時、エライ明るく返したもんだから「おいおい」と思いましたけど。相手の負担を無くそうという悲しい笑顔。それに今まで“対価”と言うと与える・渡すというものばかりでしたけど、ひまわりちゃんの対価は四月一日の傷を引き取るということ。女の子としては大変なことですよね…だからこそ対価になった訳ですけど。
渡すだけでなく、引き受けることも対価、というのが今回、目から鱗といった感じでした。

*1:先に『ツバサ』を読んでました。

*2:サクラが帰ってきたところで終わってるから。あの後どうするのかは現時点ではわからないんで。連載ではとっくに明かされているはずだけれど…。話が追い付かなかったのって珍しいかも。