コクーン歌舞伎記者会見

記者が選ぶ今週はコレ!・シアター:コクーン歌舞伎三人吉三
渋谷・シアターコクーンでのコクーン歌舞伎三人吉三」(串田和美演出)が、6月7日から公演される。吉三という名を持つ3人の悪党の因縁ずくの悲劇を描いた黙阿弥作品。和尚吉三が中村勘三郎=写真中央、お嬢吉三が中村福助=同左、お坊吉三が中村橋之助の配役だ。
コクーン歌舞伎で同作品が取り上げられるのは01年以来2回目。「自分の役割を見つけるきっかけになった作品」と串田は振り返る。
「近年は立ち役から出ることが多い役なので『女形のお嬢が見たい』とすすめられ、悩みました。今は自分の財産になっています」と福助。「初演では悩み、苦しみ、けいこでは3人で大げんかもしました。再演ではまた新しいものを見つけたい」と橋之助。また勘三郎は「コクーン歌舞伎はいつも生だと思います。気持ちが変われば方法も変わる。脚本をどう読み込むかです」と話している。土左衛門伝吉は笹野高史
同28日まで。問い合わせはチケットホン松竹(03・5565・6000)。【小玉祥子
毎日新聞 2007年5月7日 東京夕刊

写真は“大川端庚申塚の場”より。*1


内容がほとんど既報のものなのでどうしようかと思ったのですが、短いので全文掲載してみました。
初日まで一ヶ月切りましたねー。楽しみです。

*1:三人揃ってキマリのところ。