単行本


串田戯場−歌舞伎を演出する

串田戯場―歌舞伎を演出する

串田戯場―歌舞伎を演出する

昨日、昼の部の開演前に購入。ロビーに机が出ていて串田さんが購入者一人一人にサインと握手をしていらっしゃいました。勿論私もサインと握手していただいて、嬉しいやら有難いやらと。
先月の半ばくらいかな?出るというのを知って、コクーン歌舞伎初日に既に売店で売り出されていたので、公演が終わる前に読みたいと思っていたのだけれど、ずるずると昨日に。でもサイン戴けたので良かったです。日付もちゃんと入れて下さったので記念にもなりましたし。
で、内容的には過去の公演の回想のような感じなので、これはむしろ公演が終わった後の今読んだ方が良かったな、と実感。余韻に浸るのになかなか良いものになっています。
表紙が宇野亜喜良さんなので、中にもイラストとかあるのかなー、とぺらぺらめくってみたら、写真が一杯載っていて、*1これもまた嬉しい。『三人吉三』はお嬢がメインな感じだし(注:初演時のものです)。お稽古中の福助丈と橋之助丈のツーショットすっぴん状態の写真を見た時にはぎゃーとか思ったり(苦笑)。*2その隣のページには大川端の立ち回りのお稽古のワンシーンであると思われる福助丈と串田さんの写真もあり。
あとがきには本編で章立てされていなかったあの作品についての話も。びっくりするような形での再演…異国で上演、とかいうのはちょっと困りますし(苦笑)、主演が変わったりしたらそれはもうがっくりなんですけど(まず有り得ませんが)。2年後くらいということなので、待つには長いということでなし、楽しみが出来ましたよ(笑)。

*1:串田さんの奥様が撮られたものなのだそう。

*2:福助丈の若いことと言ったら…(笑)。しかしあの並びのシーンて実際には無かった気がする。前後逆ならわかるんだけど。