初日終演



初日とあって二部は5分押しの終演(確か)。その煽りで三部は5分遅らせての開演。
しかしほぼ予定通り、21:35の終演。結構途中、滞ったところがあったんですけどね。


『ゆうれい貸屋』
期待通りの面白さでした。
ゆうれいらしさの出し方がなるほどねー、という。
福助さんはポスターそのままの美しさでした(笑)。もう少し色っぽくするかと思っていたのだけれど、辰巳芸者の気っぷの良さとか鉄火な方を押し出してましたね。
前エントリーで書いた拵えは…ネタバレになるので以下略、で。


『舌切雀』
うーん…。
えり子さんの良い意味でのチープさは活きていたけど、ちょっと詰め込み過ぎなのではという印象強し。色々とツボなポイントはあったのだけど。
って「ここは王道な見所よね」*1というところで、後ろにそっと控えていたすみれ丸(えぇ福助さんですとも)に視線釘付けだったヤツがどうこう言えた義理はナシです…。*2


『裏表先代萩
まさに“大歌舞伎”。
しかし流石に疲れが出て、あろうことかお竹が出ている場面で数回落ちました…。そんな体調だったせいなのか、少し纏まり切ってない感じも受けたんですけど。
まぁでも何せ初日ですしね、これからまだまだ変わることでしょう。
次回は体調万全にして行きますよ。*3

*1:歌舞伎的にマニアック、ということ。

*2:他にもそりゃあ芝居の中心そっちのけで、あらぬところ観ていたことは数え切れず。一等後ろならいざ知らず、東桟敷の前に並んだ補助席だったのに、双眼鏡使ったしな。

*3:でもまた1日通しなんですが…。