文庫本


しゃばけ / ぬしさまへ / ねこのばば

仕事が早く上がれたので、会社近くの古本屋へ。
お土地柄から時代小説が豊富にある店とは言え*1さてこういう流行りもんはどうだろうと思ったんですが…。

しゃばけ しゃばけシリーズ1 (新潮文庫)

しゃばけ しゃばけシリーズ1 (新潮文庫)

ぬしさまへ しゃばけシリーズ2 (新潮文庫)

ぬしさまへ しゃばけシリーズ2 (新潮文庫)

ねこのばば しゃばけシリーズ3 (新潮文庫)

ねこのばば しゃばけシリーズ3 (新潮文庫)

しゃばけ』だけでもあれば御の字、くらいに思っていたんですけど。それぞれ3冊くらいずつありました。『しゃばけ』は5冊はあったか。
そのうち一番状態が良さそうなものを買おうと思いチェックしてみたところ、『しゃばけ』は今年の夏の“新潮文庫の100冊”の帯付き。『ぬしさまへ』と『ねこのばば』は“テレビドラマ化!”の帯…10月15日の版。売り払うの早過ぎだろこれ。いやお陰で新しい本が格安で手に入ったんで有難いことこの上ないんですけどね(笑)。
『ねこのばば』は追って買うつもりでいたんですが、ついでなんで購入。3冊で900円弱。めでたしめでたし。


テレビを先に見たので、登場人物はしっかりドラマの役者さんが浮かぶんですが。これって良いんだか悪いんだか。小説の読み方としてはちょっと邪道と言うか寂しいような気がしないでもありません。ドラマとキャラクター設定が微妙に違うところもありますしね。鈴彦姫なんてドラマだと強めだったけれど、小説だともっとたおやかな印象だったりとかしますから。
まだ帰りの電車で『しゃばけ』を1/3ほどしか読んでいないんですが、肩の凝らないものなので、活字が欲しいけど頭は使えない(笑)という仕事帰りとかにはぴったりですね。
ゆっくり読んで…いこうと思ってはいるんですが、ざくざく行っちゃいそうな気も(笑)。

*1:でも『人情裏長屋 (新潮文庫)』は無かったんですけどね。