こんぴら歌舞伎公演発表



徘徊していて某所にて情報拾いました。*1

海老蔵さん座頭に 「こんぴら歌舞伎」公演発表   2007/12/10 17:26
来春の「四国こんぴら歌舞伎大芝居」(琴平町、同大芝居推進協主催)の公演発表が10日、琴平町の町総合センターであった。現存する国内最古の芝居小屋・金丸座(旧金毘羅大芝居)で行われる公演は、座頭に市川海老蔵さんを迎え、4月5日に開幕。歌舞伎18番の一つ「暫(しばらく)」が初上演されるほか、名作狂言や舞踊などの演目が多彩に繰り広げられる。
大芝居は来春で24回目。公演は4月23日までの19日間計38回行われる。
公演の第1部は午前11時開演。「暫」では、海老蔵さんが主役の鎌倉権五郎を演じる。「しばらく」の声とともに柿色の長素袍(ながすおう)に長袴(ばかま)、腰には2メートルを超す長い太刀を持った姿で登場、立ち回りや迫力ある見えが見もの。また、芝居「双蝶々曲輪日記(ふたつちょうちょうくるわにっき)」と狂言「太刀盗人(たちぬすびと)」を披露する。
第2部(午後3時開演)の芝居「夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ)」で、海老蔵さんが侠客(きょうかく)・団七九郎兵衛ときっぷのいい女形・お辰の二役を初役で挑戦。大詰めの「長町裏の場」では立ち回りとともに、歌舞伎ならではの様式美が堪能できる。また、三味線と鼓に合わせた足拍子が見どころの舞踊「供奴(ともやっこ)で締めくくる。
  〜後略〜

先日30歳になられた海老蔵丈、ご活躍目覚しく1月演舞場に続いてこんぴらで座頭をお勤めになられることに。
実際に行ったことが無いので何とも言えませんが、あの小さな小屋で権五郎…。花横のお客さんがなぎ倒されるのでは、と心配です(笑)。
と、冗談はともかく、あの小屋で『暫』とは…素敵でしょうね。
しかし今まで歌舞伎十八番*2がこんぴらでかかったことあったのかなー、ということでちょっと調べてみたんですが。
外郎売』がかかったことがあったんですね。他にはちょっと今ざっくり見ただけなので見落としている可能性大なんですけど、無いような。
  旧金毘羅大芝居 - Wikipedia *3
更に注目は二部の『夏祭』。団七も見ものですが、お辰まで海老蔵丈がお勤めとは。磯之丞を預けるのは…と三婦が躊躇するようなお辰の色気がどのように表現されるのか、興味ありますねー。もっとも見た目の色気も勿論大事ですけど、それより団七が惚れているという「ここ」の部分の方が肝心ですからね。粋な女っぷりを演じる海老たま…うーん観てみたい! 泥場もあの小屋ならではという凄い迫力になりそうですね。


どうかNHKさん、地上波で放送して下さいましな〜(苦笑)。

*1:今日、ネタが無くてどうしようかと思っていたところでした。ありがたや〜(苦笑)(しかしその後、ちょっとした小ネタが見付かったんですが。それはまぁ後でもどうでも…画像的なネタなので、blogに取り上げるのは難しいものもあるし、これは流れるかな…)。

*2:記事内では“18番”と書かれていますが。ちょっとこれ違う気がするんですけどどうなんだろう。アラビア数字で書かれるとなんか背番号みたい。“十八番”という言葉が成立している以上、漢字で書くのが本当だと思うんですが。

*3:今更ながら参考までに(と言うか自分用覚え書きですわ):歌舞伎十八番 - Wikipedia