インタビュー

ひと:中村芝翫さん=日本俳優協会の新会長に就いた
中村芝翫(なかむら・しかん)さん(80)

伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)」の政岡、「京鹿子娘道成寺(きょうかのこむすめどうじょうじ)」の花子などを得意とする現代歌舞伎屈指の立女形中村雀右衛門前会長の後を受け、1日付で歌舞伎俳優と新派、商業演劇の俳優で組織する協会の長となった。芸の向上から福利厚生まで、扱う幅は広い。
「今は歌舞伎の興行も好調ですが、怖いのは観客の動員が落ちることです」
5歳で初舞台を踏み、歌舞伎ひと筋に歩んできた。興行もままならなかった戦時下、多くの劇場が焼け、全国巡業に明け暮れた戦後。観客より出演俳優の数が多い公演も経験した。穏やかな笑みの下にはそんな時代をくぐり抜けてきた強さが秘められている。
  〜後略〜
毎日新聞 2008年6月2日 東京朝刊

朝一で記事を見付けられたことに喜ぶワタクシ。
2面に掲載されていたので、そっとテレビ欄を表側に折り返したり(笑)。*1

*1:1面を表にして置いておくと、何かの下敷きやら何やらに使われて裏の2面まで汚れたりすることがあるので。