今日は
下手側に座ってみた。もしかしたら幕見で下手に座ったのって初めてかも。
いつも最初に観る時は、花道を使うかも、ということもあり上手側に座るのです。もっと言うと考えるまでもなくある種“習性”だったりするんですけど(笑)。皆さんそうだと思うんですがどうでしょう? 実際、いつも上手側の方がお客さん一杯座ってらっしゃいますが。
で、とにかく先週観た時も、いつも通り上手側に座ったんですが。そしてそれは後半、花道での立廻りがあるのでやはり“正解”であったのですけど。
途中、染五郎丈が一人で踊られている間、とても短い時間なのだけれど福助丈が上手側の縁台に座られるのですね。その間、視線は舞台中央で踊っている染五郎丈に向かうので、上手側だとお顔が見えない…と。
ゆったりとされている時の福助丈の表情が好きな私としては(笑)、これはちょっと損であり、気になる。
という訳で今日は下手側に座ってみた、という次第。
かなりギリギリに入ったので*1どうかな、と思ったのだけれど、天気が悪かったせいもあってか人は少なく、*2更に狙う下手側はガラガラ。*3
ゆったりとしたひと時が過ごせて大満足でありました。染五郎丈は男前だし、福助丈は綺麗だわ可愛いわで眼福眼福〜。*4纏の裏梅見ただけで一気に盛り上がってる自分というのにはもうなんかねぇ…(失笑)。
参考
- 【日本舞踊】演目辞典 > 俄獅子(概要)
- 俄獅子(詞章)
- アーティスト: オムニバス,芳村五郎治,芳村伊千十郎,杵屋栄次郎,杵屋栄之助,福原百之助,田中伝一郎,藤舎呂雪,望月長佐久,堅田喜三久
- 出版社/メーカー: 日本伝統文化振興財団
- 発売日: 2008/04/23
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と、ほっこりして仕事に戻る途中。
足早に会社の最寄り駅の改札前を通り抜けた時、何か見覚えのあるものが視界の隅に。
来月のポスター2枚が並べて貼られていましたよ…。
いつも使う改札だけれど、今まで歌舞伎のポスターなんて貼られていたのを見たこと無いんですが。単に気付かなかっただけなのか、週1回しか行かないので貼られている時期とのタイミングが合ったことが無かっただけなのか。確かに普段、あの角度からそこを見ることは無いので、貼られていても気付きにくいかなというのもあるけれど…それにしても今朝も前を通ったはず。電車が遅れたので急いでいたんだけれど、それにしてもそれにしてもー(笑)。
てゆーかまだ今月の公演、半分も終わってないのに来月のポスターって随分早くない…? まぁ公演始まってから貼るっていうのも無い話だけど。一般売り前に貼って宣伝、ということか。*5
そしてあの街にあのポスターの物凄い浮きっぷりに、ただもう笑うしかない、というのが何とも。