漫画、古書
さくらん
- 作者: 安野モヨコ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2003/11/05
- メディア: コミック
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で、本屋でもメチャ目立って(表紙は銀地だわ、本の切り落とし部(…て言わないよね…何て言うんだっけ…)ドピンクだわと)、前々から気になってたところで、何故か平積みで売られていたので買ってみました(今奥付け見てみたら、8月の版だった。本当に今更何故平積みになってたのかわからん。出版社の事情とか色々あるんでしょうな)。
歌舞伎で観られる廓の世界はナマナマしさ、ってものが無いけど(…無いよね?(苦笑))、この本は青年誌の連載だったこともプラスされてということだと思うけれど、リアルっつーか。
一人の小娘が廓に売られて花魁になるまで(正確には第1話で花魁に、という話が持ち上がり、2話目は一気に売られてきた子供時代に戻って、その後、のし上がっていく過程が描かれてる)アテクシは詳しいことはわかりませんが、多分かなり忠実に描かれてるんだなーと。
個人的には禿の髪型が笑えた。歌舞伎じゃかわいいおかっぱとかだからねぇ。…これも廓によって違ったりするもんなのかな?…嗚呼無知。
DROPS(3)
- 作者: 南京ぐれ子
- 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
- 発売日: 2004/11
- メディア: コミック
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しかしこの3巻に入ってる最初の話、大幅加筆修正とのことだったのだけど見覚えあるなー、いつ初出?って奥付け見たら2001年でちとたまげた(笑)。しかも今、この本のデータ調べてたら、1、2巻は違う出版社から出てるんだが(今は同じ出版社から出てるけど。最初は違う会社の雑誌に連載されてたんだよね。確か雑誌自体が廃刊だか移籍だかみたいなことになって、今の出版社に版権が移ったんだよな)、1巻出たの1999年だってよーっっ。
まぁ所謂や×い系の雑誌に連載されてたモンだけど、こちらは前述の“さくらん”とは違って、ナマナマしいところはなし(笑)。多分(爆)。
初めてこの作家さんの本を見かけたのは“東京紅羅針 (あすかコミックスCL-DX)”という作品なんだけど、その時は線に不揃いな太さを感じて、正直好きになれなかった。
で、その後、この“Drops 1 (ソニー・マガジンズコミックス ルチルコレクション)”を見て、すげーかわいいじゃん、と(笑)。表紙買いしたんだけど、話の組み立ても好みだったし、それからしばらくは既刊のコミックス買い漁ってたな。
“鵺 (花音コミックス)”とかいいです、すごく。
あとギャグも自分的にはツボ。メチャ古典的なんだけど、そこがいいんだよ〜。“あかてん・ヒーロー! 1 (バーズコミックス)”は、出版社の通販でサイン入りを購入してしまいますた(笑)。
あ、でもまだ“あかてん★ヒーロー!(3) (バーズコミックス)”買ってないや(爆)。
歌舞伎 虚と実
また古本展を覗いてみたら、布張り・函入りのこの本が。
「うーん…お高そう…おいくら?」って525円。<マテ
お安いのは有難いが、ここまで安いと悲しい方が先に立つ。
確かに先日買った“やっぱり役者”ほどではないにしろ、状態は良くないけど(箱に小さい染み多数)。
でも有難く購入させて戴きました(-人-)。
内容はアテクシのような馬鹿にもとてもわかりやすく、文章からもなんつーかこう、お人柄と言うか、柔らかいものが伝わってきます。
これだから古本漁りは止められません(笑)。
あ、ちなみにこの本の著者である三津五郎丈は、先々代・八代目です(奥付けの略歴見て、年代的に当代のお祖父様だろうな、とは思っていたのだけど確信が無くて、今、三津五郎丈のHPの系図で確認しました…(汗))。