片岡仁左衛門一家三代



昨夜放送を見ながら録画して、今朝もう一度編集しつつ見ました。
舞台も拝見しましたし、オープニングなどで使われた花道でのお三方の姿などは舞台写真を購入しましたので、かなり記憶に鮮明に残っていることですが。
今までにも襲名まで、とか初舞台までといった密着取材の番組を何度も見ていますが、*1去年の海老蔵襲名、宜生ちゃん初舞台の辺りからは、歌舞伎をある程度観てきて、贔屓な気持ちやら何やらがありましたので見方に気合いが入ってきたと申しましょうか(笑)。
昨日に至っては、仁左さんということもありましてか(?)かしこまって見てました。てかなんかドキドキもの(苦笑)。
母親と一緒に見ていたのだけれど、千之助ちゃんを見て開口一番
「四歳? 小さくない?」
と言われて。
私も確かにそれは感じていたんですよねー。てか梨園のお坊ちゃま方、結構小さい子が多くないですか? 成長期に入った方はともかく。*2
ともあれ、愛嬌がある、とか、かわいい、という次元だけでは既に勝負出来ない世界な訳で。というかもうこれは“生まれながらにして”ですからね…。
まだ初舞台ですし、多分仁左さんだからそこまでのことは無いと思っていたけれど、梨園のお坊ちゃま方の映像を見る度に思い出すのは、勘九郎丈の七之助くんビンタ事件ですんで(苦笑)、手が出るかもしんないー、っていうドキドキもアリの(汗)。
でもアレですかね、どちらのお家も、やはり厳しいのはお父様で、お祖父様は優しく見守る、というのが定石かも知れませんね。昨日も孝太郎丈はびしっと厳しいお父様してらしたですものね。*3
あと五十年後くらいには十七代目・仁左衛門になられるのでしょうか、千之助ちゃん。
その頃までは鉄板で生きてませんが(いや…訳分からないながらも命だけはあるという状態の可能性はあるか)あの初舞台の笑顔あふれる気持ちを忘れずに(あんな小さくちゃ覚えちゃいないだろ、という突っ込みはナシで(苦笑))素敵な役者さんになって戴きたいなと切に願う次第です。
過去ログとして去年の海老蔵襲名のデータも残っていることなので、番組HPのリンクはっときましょう。



で、こっから先は、よこしまヲタの戯言(汗)。
孝太郎パパの運転でご挨拶参りの時に、後部座席に貼られていたスケジュール…。


9月3日 きんようび
10:00 むねにーにパパ
10:40 こたにーにパパ
11:30 かんくろうのおじちゃま
〜 おひる 〜
以下略(クレヨンで書かれた文字の色を再現してみました(笑))


「大変だなー、こんなスケジュール貼られるほどなんて…」
と思ったのはほんの一瞬。
こたにーにパパに釘付けですよ、ワタクシ(爆)。
「いやー、お宅拝見っっっっ!!!!!」
とか身悶えました<撲殺。
でもその後は敢え無くカット(笑)。
てか今朝見直して気付いたんだけど、9月3日っちゃあアナタ、よっちっちがまさに初舞台で大忙し。訪ねる先はどう考えても歌舞伎座の楽屋だっつーねん(笑)。
しかし“くににーに”ではなく“むねにーにー”なのね。やはり千之助ちゃんとの年齢差などを考えると、下の宗生くんの方が親しみがあるということなんでしょうか。


あと十一月の顔合わせの場面。
ずらりと並ばれた役者さんの中、いの一番に福助丈を探したワタクシ…しかも速攻見付けてるし(汗)。
中央手前から二番目にいらしたのが多分そうですね。一番手前の方が小柄な方だったのだけれど(手前過ぎてかピンボケしていて、何度見てもどなたなのか顔がわからず…役者さんだったのかしら?という疑問もあり)すっぱり隠れてしまってましたが。
「あの髪型ーーーーーーーーーーーーっっ!!!!! 手前の人、ちょっとどいて下さいっっ、見えない〜〜〜〜(泣)」<落ち着け。大体にして失礼だ。
千之助ちゃんのご挨拶の後、「ハイ」とか何人かの方がお返事されている声が入っていましたが、どうもその声の中にも福助丈の声が入っているように聞こえて仕方が無いワタクシ。
そしてカメラが引いた時、拍手している手が映って、うっとりしてしまいました…。*4


人生楽しみは沢山あった方がいいとは思うけど、ことほど左様にイタいのはなぁ…(泣)。
早くもう少し冷めたいんですけど(失笑)。

*1:一番古い記憶としては朧気ですが勘太郎七之助くんの成長記、あとビデオを整理していて発見して録っていた自分に感謝(笑)した丑之助から菊之助襲名密着、去年に至っては海老蔵襲名、宜生ちゃん初舞台と。

*2:多分当分お目にかかれないと思うんですが…弥十郎さんの息子さんの新悟くんは既に破格に大きいですものね。とても中一とは思えない身長でした、去年の浅草。でも児太郎くんとか十一歳にしては小さい気がするし。国生ちゃんだって…確かに体格いいけど(汗)、決して背が高いとかいう訳じゃなく、むしろ小柄な方ではないかと。

*3:しかし芸者の拵えで素の声でお話されるとかなりの違和感が(笑)。あんなに違和感感じるとは自分でも思いませんでした。孝太郎丈、素の声普通に低いからでしょうが。福助さんだと違和感無いのは贔屓目やら何やらか…(笑)。

*4:いやなんか昨日気付いたのだけれど、孝太郎丈の手って結構しっかり男の手だなと思ったので…。福助丈の手、このところ雑誌で拝見するにつけ、なんか益々綺麗になっている気がしてならず。爪の綺麗なことといったら、深爪で下手すると指先から5mmも内に入ってしまっている指のあるワタクシには羨ましいというのもアリ。