福助丈舞踊公演


ポール・クローデル没後50年企画 舞踊詩劇『女と影』 公演のお知らせ
20世紀フランスを代表する詩人・劇作家で、駐日フランス大使(1921〜1927)も務めたポール・クローデル。彼は歌舞伎や能への造詣が深く、日本滞在中、五世・中村福助が主宰する「羽衣会」の委嘱を受けて、舞踊詩劇『女と影』を書き下ろしました(初演:1923年)。このほど、クローデル没後 50年を記念し、五世の孫に当たる当代の福助が自ら演出・構成・出演の三役を務め、復活上演いたします。
上演日時:2005年11月28日(月)18時30分開演
会場:早稲田大学大隈講堂
入場料:無料(事前申し込みが必要)
主催/早稲田大学演劇博物館21世紀COEプログラム「演劇研究センター」

詳しくは、『女と影』HPを御覧下さい。 http://www.onna-kage.com/

ようやくハッキリした〜、という感があります実は。
というのも、以前カウンター逆検索で『桜姫』関連のページをふらふらしていた時に、『桜姫』を観に行かれたという方のブログを幾つか拝見したのですが、その中に“職場のプロジェクトに福助丈が関連しているものがあり、これで11月末にイベントがある”と書かれているものを見付けていたからなのです。
以来、「11月末に何が?」と気にしていまして。確実にこの企画かどうかというのは…演劇博物館が絡んでいるようですので、間違い無さそうですね。前述のブログを書かれていた方が、そちら関係の方だったようですので。
そして今月に入ってからは、演劇博物館のHPをチェックしていたのですが、最近動いたことと言ったら、ジャ●ーズとグロー●座*1とのプロジェクトという話だけで…現時点ではまだこちらの話はupされていませんねぇ(苦笑)。


この企画のために、ドメイン取ってまでHP作られているので、かなり大きなプロジェクトのようですね。
本当に無知なもので、ポール・クローデル氏のことは全く知らなかったのですが、
「…クローデル、って、カミーユ・クローデルと関係あったりする?」
と思っていたら、やはり…弟とのことで。
正直、カミーユ・クローデルのことも、そんな映画があったな、というのと、ロダンの愛人で非業の最期?を遂げた人物、ということくらいしか知らないのですけど…。
で、またここから先は全く今回のことと離れた戯言です(失笑)。時間の無い方は読み飛ばし推奨。


今年の初め、『すきっと』という雑誌に福助丈のインタビューが載ったことがありましたね。*2その記事の中に楽屋の中をかなり引いたアングルから撮った写真があって、ストーカーチック*3なワタクシ、
「公演中はこんなお部屋に設えて過ごされるのか…。」
と隅々まで眺めていまして、とある本が置かれていたことが妙に印象に残っていたのです。
そして昨夜、1通のメールを戴いたのですが、ベクトルこそ全く違えど、自分も頑張らないと!というような内容で、一気に一仕事仕上げまして。その後、勢いづいてちょっと部屋の片付けとかしだしちゃって(夜中の3時過ぎに(爆))前述の『すきっと』が出てきたので久々に開いてみて、やっぱり同じページをじーと見て、同じ本が気になっていたのですが(苦笑)。
その本が

カミーユ・クローデル―極限の愛を生きて

カミーユ・クローデル―極限の愛を生きて

恐らくこれ。背表紙しか見えないのと、はまぞうデータ自体にも本の画像が出ていないので確信は全く持てませんが。“カミーユ・クローデル”というタイトルの横に何かサブタイトルめいた文字が入っているので、多分これでしょう。
前述通りよく知らないながらも、情熱的な人物であったようだ、という知識(?)があったので、女性を演じる上である種参考にされたりとかいうことなのかな、と思っていたのですが。
五世福助丈と親交のあられた方のお姉様、ということで、何かしら今回の企画との関係もあった上で読まれていたのかなと。


ちなみに今回の企画の他に、“クローデル歿後50年記念企画”という一覧が掲げられているページを見付けました。
こちら→ http://wwwsoc.nii.ac.jp/sjllf/links/ken-claudel05a.html“日本フランス語フランス文学会HP”内)


ともあれ、これで11月が更に忙しくなりましたわ…。“嬉しい悲鳴”ですけれどもね(苦笑)。

*1:双方伏字にしたのは、キーワードリンクや検索のヒット回避のためです。特にジ●ニーズなんて書いた日には、それだけで殺到されてしまうので心苦しいやら、正直邪魔なので(汗)。決して嫌いな訳では無いのですが…過去の経験から、とにかくキーワードリンクで来られる件数が跳ね上がるのがちょっとね。

*2:この雑誌の紹介と感想文はこちら

*3:てかそのものなんじゃないの、という御指摘は否定出来ませんね…(涙)。