中村屋・中越地震復興支援公演


勘三郎父子 新潟・長岡で「復興公演」
歌舞伎俳優の中村勘三郎(50)が27日、新潟・長岡市立劇場で「中越地震復興支援公演」を行った。
震災被害を受けた約1500人を無料招待。「大変な目にあった人たちが少しでも元気になってくれればいいですね」と、長男の勘太郎(23)、二男の七之助(22)とともに「連獅子」を踊った。また「普段、劇場に足を運んでくれるお客さんももちろんありがたいけど、実は役者の仕事というのは人を勇気付けたり励ましたりすることなんじゃないかと思う」と話した。
「連獅子」は、親獅子に谷底に突き落とされた子獅子が力強くはい上がってくる勇壮な踊り。「被害にあった人たちも1日も早く試練を乗り越えてほしい」と演目に選んだ。十八代目襲名直前の今年2月に長岡、山古志村の有志が都内の勘三郎宅を訪問し、激励の炊き出しをしたことがきっかけ。この日も楽屋に炊きたてのおにぎりが届けられ「なによりもおいしい」と笑顔をみせた。
12月には、幕末の長岡藩士の生きざまを描く日本テレビ河井継之助―駆け抜けた蒼竜」に主演。「やっぱり何か縁があるんだね。ゆかりの場所を回ってしっかり役作りします」と意気込んだ。

[ 2005年10月28日付 紙面記事 ]

なんだかこのところ日付の感覚がとみに滅茶苦茶になっております…。ちょっと予定が途切れるとすぐこれだ(苦笑)。
という訳で、長岡公演、昨日だったんだなーと。
御園座に加え、もうひと頑張りされたお三方。勘太郎くんと七之助くんは更に錦秋公演へ、そして十二月にはまたお父様と三人で歌舞伎座ご出演と。
かなり近場であるんですが、錦秋公演。金銭的にも時間的にも十一月は一杯一杯なので残念ながら見送りましたが…。
十二月には、夏より更に逞しくなられたご兄弟を拝見出来るであろうと、今から楽しみにしておりますですよ。