襲名おめでとうございます


231年ぶり藤十郎を襲名 京都・南座
上方歌舞伎の大名跡坂田藤十郎の襲名披露となる南座京都市東山区)の「吉例顔見世興行」を前に25日、出演者の看板を劇場正面に掲げる「まねき上げ」があり、中村鴈治郎さんが藤十郎を襲名した。
午前9時すぎ、青竹を組んだ竹矢来に藤十郎さんの看板が掲げられた時点で正式に襲名。藤十郎さんが「231年ぶりに新しくよみがえった坂田藤十郎です」とあいさつすると、集まったファンから「山城屋」の声が飛んだ。
「こんなにうれしいことはない。上方歌舞伎の隆盛のため頑張りたい」と決意を語り、最後は藤十郎さんの発案で大阪締めをして公演の成功を願った。
公演は30日から12月26日まで。藤十郎さんは、初代藤十郎の人気演目だった「夕霧名残の正月」や、十八番の「曽根崎心中」などに出演する。

昨日『スタジオパーク』に出ていらしたのですよね、“鴈治郎最後の日”ということで。*1
南座初日までまだ日があったはずだけど?」
と思っていたら、そうか、まねき上げで正式に襲名ということなのですね。
レコーダのHDDがもうギリギリ状態だったので、ダビング出来るものはしてしまわないと、と、さっきまで昨夜の寂聴さんのドラマとか*2片っ端からDVDに焼いていたんですが。
その中に先日の勘三郎丈襲名の特番の再放送もありまして。…途中に福助丈がちらちらっと映られるのを、また時間無いのに編集しながら止めちゃー見(失笑)。
で、その中で“正式な襲名は稽古の顔合わせで”というくだりがあって、このお話、私すっかり忘れていて。
でも
「それにしても稽古始めもまだなんじゃ?」
と思ったんですが。
藤十郎襲名の南座の初日は三十日ですから、稽古始めはまだなんでしょう、歌舞伎の慣例から考えると。そしてこの報道や前述の“慣習”などから考えると、南座の場合はまねき上げが稽古の顔合わせより早いということなんでしょうね。
ともあれ、おめでとうございます。

*1:録画して編集もしたのだけれどまだ観ていない…(汗)。

*2:これまた内容見てないまま…。しかし昨日、放送中から検索でウチに来訪者大挙でびっくりですよ。見終わってからのアクセスの方がそれは爆発的でしたけど、放送中に検索って何なんだろうと思う。