福助丈インタビュー、『児雷也』劇評



“スクラップ”もうすごい溜まってるんですが…。取り敢えずこれから態勢立て直しということで(汗)。

歌舞伎:昼「弁慶上使」、夜「重の井子別れ」 福助が二つの母親役−来月の歌舞伎座
◇昼「弁慶上使」のおわさ/夜「重の井子別れ」の重の井
中村福助が、12月の東京・歌舞伎座の昼夜それぞれで、母親役の大役を演じる。昼の部が「弁慶上使」のおわさ、夜の部が「重の井子別れ」の重の井。共に大祖父、五代目中村歌右衛門以来、代々が得意としてきた「家の芸」とも言える作品だ。
おわさは初役。一人で育てた娘、しのぶ(新悟)を、義経の妻、卿の君の身代わりで弁慶(橋之助)に殺されてしまう。その弁慶こそ、一夜の契りを交わし、子のしのぶまでなした男だった。「頑張って子供を育てたシングルマザー。好きな役です。もとは由緒ある本陣のお嬢さんなので、品を崩さずできるように勉強いたします」
  〜後略〜

昨日、歌舞伎座から帰って来て夕刊開いたらいきなりコレで。
「をわっ!」
と口に出てしまいましたよ(笑)。
“おわさが初役”というのに「あれ?」と思ったのですが、確認してみたら、写真集の『弁慶上使』の時のお役は娘のしのぶだったんですね。そして芝翫丈がおわさだったようで。
しかし福助さん、分かりやすい説明と言うか…私的にはおわさが“シングルマザー”というのが目から鱗という感じ。確かにそーだ(笑)。
写真は和装。胸元から上のショット。*1


そしてもう一つ、歌舞伎の記事がすぐ下に。

歌舞伎:児雷也豪傑譚話新橋演舞場) 奇想天外、あきさせない構成
江戸の草双紙から誕生した妖術使い、児雷也を主人公にした作品。河竹黙阿弥原作、今井豊茂脚本、尾上菊五郎演出。
天下を狙うヘビの妖術使い、大蛇丸松緑)は、大名、月影照友(権十郎)の養子となり、尾形、松浦の両家を滅ぼす。両家の遺児は仙素道人(松助)に助けられて児雷也菊之助)、綱手亀治郎)に成長。夫婦となり、ガマ、ナメクジの妖術を授けられ、敵の大蛇丸を討つため、秘剣、浪切りの剣を探すために出立する。
ガマから変じ、大ワシに乗っての宙乗り、ガマ、ヘビ、ナメクジの三すくみ、「箱根山中地獄谷」での火粉四天の見事な立ち回り。奇想天外な場面が続き、あきさせない構成。昨年4月の名古屋・御園座での初演から今年の京都・南座での再演を経て、今井版の児雷也が完成した。
  〜後略〜

未だ書けていない感想文…(涙)。またすっ飛ばす可能性大(滝汗)。写真も1枚だけですが、用意してあるんですけどねぇ<遠い目。
この場を利用して、今一言だけ、ということであれば。
びずある系松也くんの写真が欲しかったよー!*2ということで<これ感想じゃないよ…。
写真は児雷也菊之助)の宙乗り場面。

*1:後ろに鏡台と胡蝶蘭が写っているところからして、過去の写真なんじゃないかと思う。だってそんな“いかにも楽屋”というような状況、九月以来無いでしょ? 羽織着てるし、もしかしたら去年の顔見世くらいかも。

*2:今、本屋行って『SHOXX』とかのヴィジュアル系の雑誌開くと、あんな感じのBAND、結構載ってますよ…(笑)。でもあの松也くんの可愛さには誰も敵わないと思う。てかアレは女の子ですからー!(笑)