『女と影』放送決定



長らく更新が無いままだった『女と影』HPに、昨日更新が入りました。
とは言っても兼ねてより話のあった歌舞伎チャンネルでのオンエアが決定した、という情報なのですが。
早いもので公演から早3ヶ月が経とうとしているのですねぇ。
以下は歌舞伎チャンネルの番組紹介ページより。

舞踊詩劇「女と影」(H17.11.28・早稲田大隈講堂)<原作 ポール・クローデル
【 主な出演者 】
中村福助和栗由紀夫藤間勘十郎、中村芝のぶ
監修:中村芝翫、作曲:常磐津文字兵衛


平成17年11月28日、早大大隈講堂で1回だけ上演された作品です。主催は早大演劇研究センター。中村福助が構成・演出・主演しています。
歌舞伎舞踊と舞踏のコラボレーションであり、音楽も常磐津文字兵衛の監督のもと新たに作曲されました。原作者は駐日フランス大使であったポール・クローデル。大正時代に五代目福助のために創作され、羽衣会で初演されました。没後50年となるクローデル作品は、歌舞伎チャンネルでは昨年能の「内濠十二景あるいは二重の影」を放送しましたが、今回は歌舞伎界の中村福助が挑戦した舞台のお届けです。
ドーム型の劇空間に、緊迫した美しい幻想の世界が繰り広げられます。武士(苦悩する男)を舞踊家藤間勘十郎が演じ、女の影(前の妻)を福助、月を舞踏家の和栗由紀夫、そして女(現在の妻)を中村芝のぶが演じます。この上演に全力投球した福助の熱いインタビューも放送しますので、お楽しみに。
【 放送日 】3月11・14・16・19・23・31

私自身は歌舞伎チャンネルが観られる環境ではないのですが、*1上記ページの放送日データを覗いてみましたらば。

  • 11日:平成16年9月『男女道成寺
  • 14日:平成10年4月『須磨の写絵』
  • 16日: 同上
  • 19日: 同上
  • 23日:平成17年3月『猿若江戸の初櫓』

と、まぁ福助丈出演の演目だけでもこんなに…って14・16・19日は同じものですけど(笑)。
他にも個人的に“美味しい”番組がずらり。
ホント繰り返し放送が多いですけれど、観たいもの全て観るとなったらテレビの前に毎日一日中座りっぱなしという事態になりますわね、歌舞伎チャンネル。若しくはHDDレコーダ回りっぱなしでダビングしたDVDが爆発的に増えると。
やっぱり加入しない方が身のためというものでしょう…。
でも今回の放送だけはせめてどうにか観たいものです。うむ。*2

*1:以前、入会無料キャンペーンを検討して断念したことをエントリーしたりしていますが。ちなみに先日、たまたま洗濯を外に干そうと庭に出たところで地区のCATVの勧誘員に捉まってしまいまして。忙しかったのでどうにか断ろうと思ったのですが、色々言ってきたので「以前加入を検討したことがあったんですけど、歌舞伎チャンネル入ってないんで意味無いですから止めました。観られるようになったら考えます。」と言ったら素直に帰られました(笑)。でも本当に観られないんだから意味無いっての。“一昨日来やがれ”の世界ですわ<非道。

*2:って今『女と影』リンクページから久々に『和樂』のページ行って来月予告見たら、仁左衛門丈特集って! なんだか最近無性に一昨年四月の碇知盛がもう一度観たくて仕方が無いという気持ちになっているので、妙にあわあわしてしまいました。別に今回の特集には無いと思いますけど、碇知盛は(汗)。