五月の予習〜
昨日の『高田馬場』の感想を書こうと思っていたのですが、疲労困憊のため本日はパスします…<と言ってまたこのままスルーにしたくはないんですけど(泣)。
その代わりと言いますか、このところ気にしていたことを。
“歌舞伎屈指の大曲”などなど言われております、五月演舞場で福助丈がおつとめになられる『京鹿子娘道成寺』。
初めて観た生の歌舞伎で触れたのを皮切りに、*1勘三郎丈では二度拝見しておりますが。*2
その他にも派生的なものとして、玉三郎丈・菊之助丈の『二人道成寺』、福助丈・橋之助丈の『男女道成寺』も拝見しています。*3
更には『娘道成寺 蛇炎の恋【特別版】 [DVD]』本編や、特典映像の“雨の中の道成寺”。
しかし…「わかっちゃいねぇ。」というのがこのところ自分の中でふつふつと湧いてきておりまして。
元々踊りに関しては弱い私なのですが。
一体何が“弱い”のかと考えてみまして。
長唄、義太夫、常磐津、清元などの区別が未だについてないというのがとにかくダメの元なんだろうなぁ、と…。
洋楽と邦楽、挙げていけばキリがないくらいの違いがありますが、根本的に“音楽”という点では同じはず。なのに何故こうも弱いのか…。
何と言うか、この期に及んで“何が長唄で何が義太夫なのか、とか判別する気が無い”というのも実はあるんですけれど。以前にも書いた気がするんですが、“例外ってのがあるでしょ”とか思ってしまっているのがね、いけません。…ヤル気なし、ってところですね…。
まぁそれでも最近は、見台で区別というところから始めてますが。*4
で。耳慣れていない、というのも大きいかなと思いまして。
「これはもう、五月に向けて特訓(笑)だな。」
と。
福助丈の『道成寺』ですものねぇ、漫然と「綺麗〜。」というだけで終わらせるのはいかにも悔しいですから。
ホントにね、もう全然わかってないので、初回は久々にガイド借りようと。
あと手持ちの舞踊関係の本を見ておさらいもして。
更にはコレでしょう、やはり。
- アーティスト: 芳村伊十郎(七代目)
- 出版社/メーカー: 日本コロムビア
- 発売日: 1998/11/21
- メディア: CD
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本気でこのシリーズ全部揃えたいところなんですけどねぇ…。
色々と道のりは遠いようです。