二代目錦之助襲名インタビュー

歌舞伎:中村信二郎が二代目錦之助襲名 初役の虎蔵などで自分のカラー示したい
4月の歌舞伎座中村信二郎が、二代目中村錦之助を襲名する。歌舞伎界から映画界に転じ、大スターとなった叔父、萬屋錦之介を初代とするが、歌舞伎俳優の名としての印象は薄い。「錦之助を歌舞伎界で代々続く名跡に」と意欲を燃やしている。
信二郎は1959年に錦之介の次兄の人気女形、四代目中村時蔵の次男に生まれた。47歳で、現時蔵は兄。64年に初舞台を踏み、二枚目立ち役を主体に活躍中だ。市川猿之助の元に長く身を置き、現在は中村富十郎に師事している。
襲名披露演目と役は昼が「菊畑」の虎蔵実は牛若丸、夜が「角力場」の放駒長吉と山崎屋与五郎。夜の部では「口上」と「魚屋宗五郎」の磯部主計之助にも出演する。虎蔵と長吉は初役だ。
「ライフワークとしたい役ばかりです。『子連れ狼』や『一心太助』などの叔父のイメージで劇場に見に来る方もいらっしゃるでしょう。その方たちに『これが僕のカラー』だと示したい」
  〜後略〜
毎日新聞 2007年3月26日 東京夕刊

恐らく先日の“襲名を祝う会”の際にインタビューされたのだと思うのですが。お写真が紋付を着られていて肩から上くらいのショットなのですけれど。これがもうお若い頃の先代錦之助丈に本当にそっくりでびっくりしました。今まで似てると思ったことは無かったのですけれど…。