漫画、文庫本


ご新規熱血ポンちゃん

ご新規熱血ポンちゃん (新潮文庫)

ご新規熱血ポンちゃん (新潮文庫)

以前はマメに買ってたんだけどなー、このシリーズ。
ポンちゃん”で検索して出たのが9冊あるんだけど、単行本と文庫でダブりがあるので7冊か。
“熱ポン”シリーズのうち、多分新潮社から出ているのを買ったのは今回が初めて。
まだ読んでないんだけど…時系列考えて新潮社版のも買った方がいいかなぁとか思ったり。登場人物がわかんない可能性もあるもんなー。野暮天かしらね、こんなこと考えるのって。
表紙の詠美姐さんがカッコイイ!

百鬼夜行抄(9)

やっと買えたー、と思ったんだけど、あれ、先月半ばの発売でしたか。優に発売されてから1ヶ月は経ってると思ったんだけど。
今回印象に残ったのは何と言ってもサイドストーリー的な『天上の大将』ですね。このタイミングでこういう話を読むことになるかねー、と思わずにはいられませんでしたよ(苦笑)。
普段は修験者みたいな格好をしてるので忘れがちだけど、人間に化けた時に思い出すのよね、尾白と尾黒って男女だったんだなぁと。で、てっきり夫婦者だと思っていたんだけれど…。
三人吉三』の中では男女の双子って胎内で交わりがあったからとか、単純に双子は畜生腹と疎まれたから十三郎を捨てた、ということになってるけど。*1その他の俗説として心中者の生まれ変わりというのがあったのも、確かに何かで以前目にした記憶が。で、この話ではこれが使われていると。
律やお母さんも尾白・尾黒の前世…とは言わないか、生まれ変わったという訳ではないみたいだし…とにかく昔からの縁があったということもわかったり。
前述のように“男女の双子”というだけでツボだった私ですが(苦笑)、そんなことを抜きにしても切ない話ですね。

*1:けど劇中では胎内での交わり云々とは言ってないよね。パンフレットの串田さんのところには書いてあるけど。