漫画、文庫本
ご新規熱血ポンちゃん
- 作者: 山田詠美
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/04/25
- メディア: 文庫
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“ポンちゃん”で検索して出たのが9冊あるんだけど、単行本と文庫でダブりがあるので7冊か。
“熱ポン”シリーズのうち、多分新潮社から出ているのを買ったのは今回が初めて。
まだ読んでないんだけど…時系列考えて新潮社版のも買った方がいいかなぁとか思ったり。登場人物がわかんない可能性もあるもんなー。野暮天かしらね、こんなこと考えるのって。
表紙の詠美姐さんがカッコイイ!
百鬼夜行抄(9)
- 作者: 今市子
- 出版社/メーカー: 朝日ソノラマ
- 発売日: 2007/06/13
- メディア: 文庫
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今回印象に残ったのは何と言ってもサイドストーリー的な『天上の大将』ですね。このタイミングでこういう話を読むことになるかねー、と思わずにはいられませんでしたよ(苦笑)。
普段は修験者みたいな格好をしてるので忘れがちだけど、人間に化けた時に思い出すのよね、尾白と尾黒って男女だったんだなぁと。で、てっきり夫婦者だと思っていたんだけれど…。
『三人吉三』の中では男女の双子って胎内で交わりがあったからとか、単純に双子は畜生腹と疎まれたから十三郎を捨てた、ということになってるけど。*1その他の俗説として心中者の生まれ変わりというのがあったのも、確かに何かで以前目にした記憶が。で、この話ではこれが使われていると。
律やお母さんも尾白・尾黒の前世…とは言わないか、生まれ変わったという訳ではないみたいだし…とにかく昔からの縁があったということもわかったり。
前述のように“男女の双子”というだけでツボだった私ですが(苦笑)、そんなことを抜きにしても切ない話ですね。
*1:けど劇中では胎内での交わり云々とは言ってないよね。パンフレットの串田さんのところには書いてあるけど。