訃報

望月朴清氏さんご逝去
望月朴清<もちづき・ぼくせい、本名安倍啓仁=あべ・ひろまさ>さんが、20日、肝不全のため東京都千代田区の病院でご逝去されました。73歳。葬儀・告別式は30日午前11時から文京区の専西寺で。喪主は妻美恵(みえ)さん。謹んでご冥福をお祈りいたします。
望月朴清さんは、歌舞伎音楽囃子の望月流家元、9代目望月太左衛門の長男として生まれ、88年に11代目太左衛門を襲名、尾上菊五郎劇団の囃子代表に就任しました。93年に四代目望月朴清を襲名、98年には重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されています。今月17日まで歌舞伎座の舞台に出演していました。
2007年09月25日

昨日の帰り、携帯であちこち覗いていて訃報を知りました。
1月に福助丈がゲスト出演されると聞いて行った『古典継承囃子の会』で拝見して以来なので、本当に付け焼刃と言うか何を今更なとかいう話になりますが、個人的には注目し始めた矢先と言うべきところで…。
全ての演奏に出演されていた訳ではありませんでしたが、10時間以上に及んだ囃子の会で最後にご挨拶をされた時のお疲れに見えながらもとても嬉しそうにしていられたご様子とか、オフィシャルHPの蝶と戯れているお写真などもとても素敵で。
引用した文中にもありますが、17日まで『身替座禅』にご出演されていたということで…本当に残念でなりません。
心よりご冥福をお祈り致します。
  鼓〜人間国宝・望月朴清の世界&和鼓の会・望月美恵