シネマ歌舞伎海外上映

シネマ歌舞伎」がシンガポールで公開
高性能カメラで歌舞伎を撮影した「シネマ歌舞伎」の人気作品「野田版 研辰の討たれ」が、12日からシンガポールで公開される。シネマ歌舞伎の海外での一般公開は初めて。
同作は2005年5月、歌舞伎座での十八代目中村勘三郎襲名披露で上演されたものを撮影。今年1月に全国公開され好評を得た。製作の松竹では海外公開を目指し、世界の主要都市の劇場と接触シネマ歌舞伎の上映にはデジタルプロジェクターが必要で、IT立国を標ぼうする同国は政府の後押しで同プロジェクターの普及率が高いことなどから、交渉がまとまった。英語字幕が付く。「京鹿子娘二人道成寺」も同時上映される。
劇場は市中心街オーチャード通りにある「キャセイシネプレックス」の約300席のスクリーン。上映期間は9日間で、すでに企業による貸し切りの回も決定。同国は90年6月に東南アジア初の歌舞伎公演が行われた国でもあり、今回の上映にも注目が集まっている。松竹では「ニューヨークやパリでも上映したい」と意欲を見せている。
同作は6月から、日本航空の国際線機内で上映されることも決定。歌舞伎が航空機内で流れるのは初めて。松竹は「外国人への認知度が高まれば」と期待している。
[ 2008年04月11日 ]

かなり大きなニュースなのではと思うのですけど、歌舞伎美人他、オフィシャル的なところでの発表などありませんよねぇ…。シネマ歌舞伎4作品一気上映の情報も、ひっそりシネマ歌舞伎のページにupされていただけだったし。『ふるあめりかに袖はぬらさじ』の情報も未だ歌舞伎美人にはナシ…って私が見落としているだけ?(苦笑)*1『ふるかめりかに〜』はまだ少し日があるから、ということなのでしょうか。でも既にチケットは発売されてますけど。


ともあれ、シネマ歌舞伎初の海外上演決定で、既にシンガポールで12日から公開されているという話。『研辰』と『二人道成寺』の組み合わせって豪華ですよねー。
上映期間は9日間とのことですので、来週月曜までですか。こちらはちょっと日が無いので拝見される方はなかなかいらっしゃらないのではないかと思うのですけど。
6月から日本航空の国際線機内での上映も決定、とのこと。長いフライトのお供に、歌舞伎好きの方には朗報なのではないでしょうか?(笑)

*1:シネマ歌舞伎のページにはupされてます。こちら → http://www.shochiku.co.jp/cinemakabuki/america/index.html