野田歌舞伎再び
今年の納涼は野田さんと、という話はちょっと前に軽く上がっていましたけれど、具体的な発表がありました。
- 野田秀樹氏「アイーダ」題材の歌舞伎演出(ニッカンスポーツ)
- 勘三郎&野田秀樹で歌舞伎版「アイーダ」(スポーツ報知)
- 勘三郎と3度目タッグ“野田秀樹歌舞伎”(スポニチ)
シネマ歌舞伎舞台挨拶 - くだま記当blogの過去ログでは『贋作・桜の森の満開の下』では、という話が、と書いていますが、その後全く新作らしい、という話を小耳に挟んで。結局この“小耳”が正解だったのですね(笑)。
しかしなー。
『NINAGAWA十二夜』のネーミングもちょっと苦しいところがあったけど、あれはあれで綺麗に纏まってるところもあるよね、思ってたんだけど。
織田の姫・愛陀姫(原作・アイーダ)
美濃の姫・濃姫(原作・アムネリス)
木村駄目助座衛門(原作・ラダメス)
言葉遊びでもあるのだけれど、愛陀姫ってかなり苦しい気が。いきなり濃姫って出てくるのがよくわかんないし(美濃の姫だからまんまではあるのだけど)。
何より“駄目助座衛門”って。単に現代の感覚だとこの名前ってダメな印象(笑)になる、ということなのかしら?<ほらもう洒落にもならないって(苦笑)…。
というのはフルネームで見てないから、なんだけど。
きむらだめすけざえもん
ちゃんと“ラダメス”って入ってるからね。でも“駄目”ってどうよ?<しつこい。
大本の『アイーダ』を全然知らない*1のがこういう難癖つける原因にもなっているようですが。ちゃんとわかってると設定からしてかなり面白くひねってある、ということで楽しめるみたいで。
あと配役…七之助くんが大役だなー、というのがとっても楽しみではあるんですが。
勘三郎さんが濃姫っていうのがどうかと。
最近特に声が苦しいことが多いから尚更どうかと思うんですよねぇ。七之助くんとライバルってかなり頑張らないといけないんじゃないかしらとか(苦笑)。
そしてこのニュースを見た後、他の演目は何だー! と思ったんですが。
歌舞伎美人行ったらさっくり載ってましたね(笑)。*2
その納涼全般の記事は…明日に持ち越しということで(笑)。*3
音楽は通常の歌舞伎通りに三味線や鳴物を使ったものとなるそうですが。曲は勿論そのまま使うことになるんでしょうね。
有名なこの曲*4がどのように再現されるのか…。
*1:ちなみにワタクシ、通っていた幼稚園が音楽教育にかなり力を入れていて、どこぞのお偉い先生をお呼びして指導して戴き、オーケストラもどきというか吹奏楽もどきのことをやっていたんです。で、その時の曲がこの『アイーダ』だったというのはあるんですが…。肝心の話については全く知らないままで現在に至ってます(苦笑)。
*2:昨日の時点で出ていたんでしょうか? とあるblogで昨日付けの記事になっているところを見掛けたので。でもいつも上演時間のチェックとかしてるんで、昨夜も覗いたんだけどなぁ。
*3:今、会社からのエントリーなんで時間が無いのですー。勤務時間はとっくに切っているのだけど、そろそろ帰らないと人目が。
*4:前述の、私が幼稚園時代にご指導賜った曲がこれ。