鹿芝居



拝見しに行ったことは無いのですが、この時期になるとマスコミ等で話題になって気になるのが『大銀座落語祭』。去年だか一昨年だかは台風だったか単なる大雨だったかで大変だったような。
ともかくこの催しのことを見聞きすると、そろそろ夏本番、というような気がしてきたここ数年。
しかし先日、ワイドショーで記者会見を拝見してびっくり。今年で最後とは…。何とも勿体無い。けど最高潮に盛り上がっている今、終わらせることが、今後の落語の活性化にも繋がる、ということなのでしょうね。


そして本題の落語は勿論のこと、毎年話題になるのが“鹿芝居”。
この落語祭のではありませんが、去年の2月の鹿芝居の模様はこちらでも記事にしましたが。評 - くだま記*1
最後の大銀座落語祭の鹿芝居は、なんと『勧進帳』なのだそうです。
  http://www.asahi.com/showbiz/nikkan/NIK200806180014.html
こちらの記事によりますと、きちんと市川宗家に上演のお許しを戴きに伺い、三津五郎丈と橋之助丈がご指導に当たっているということですから物凄く本格的なんですね。*2
ほとんどのチケットは既に完売してしまっているようですが、この鹿芝居を含むグランドフィナーレのチケットはまだ発売されていないとのことで、そのPRのためなのでしょう、大銀座落語祭の公式HPにお稽古とインタビューが盛り込まれた動画がupされました。
  バリアフリートイレ | GINZA OFFICIAL – 銀座公式ウェブサイト
三津五郎丈のお話も拝聴出来ます。
しかしこの動画…3分以上で尚且つ結構大画面の見応えあるものなんですが、ちょっと落とすのに時間がかかるのが難点。ご覧になる場合はリンクをクリックしてからしばらく他のページを拝見したりするのが良いかと(苦笑)。

*1:去年の落語祭の鹿芝居の話はちょっとだけこちらに→浜松町かもめ亭・第7回公演 - くだま記

*2:市川宗家にご挨拶に行くのは当然ですが、いっ平さんが橋之助丈に教わっているということは橋之助丈が義経のご指導をされているということですよね。何故橋之助丈が、なのかがちょっと謎なんですが…。お父様の芝翫丈(とお兄様の福助丈)の流れからなのでしょうか。