洒落にならない



今朝、ワイドショーを視ていたら、ピックアップ記事の中に“YOSHIKIが怒られた”とかいう見出しのものがあって。
咄嗟にインディーズ時代のやんちゃが過ぎて怒られた挙げ句、居酒屋出禁というのを思い出した私だったのですが(笑)。

報道を視た限りでは「あらまぁどうしちゃったの?」というくらいだったんですけどね。更に言うなら「またネタにされちゃったねぇ。」という。
そして午後、アクセスログを覗いてみたら“YOSHIKI + 怒られた”というアクセスがあって笑っちゃったくらいだったんですけど。*2
夜になってYOSHIKI mobileからメールが入って、これは笑えない事態に発展してるな…と。
YOSHIKI mobileの有料会員ではないけれど、publicな情報は見られるようになっていて、そのカテゴリとしてのものだったので。
YOSHIKIサイドの見解と声明がアナウンスされたのですね。
内容は現在webに幾つか上がっているものと同じ。

正直、ここまで事が大きくなった、というのがちょっとよく理解出来ないんですが…。
よっぽど横柄な態度を取られたということなんでしょうけど。


と、ここで。
YOSHIKIサイドの声明の中の“お客さん”という言葉がなんだか違和感だったんだけど。*3
例えばライブが終わってから、お客さんが関係者通用口の近くにいてアーティストの出に出くわした時、そのお客さんに対して周りにいるスタッフが取るべき態度というのがどんなものか、というのを考えてみると理解出来るかな、と。
特攻してくるようなヤツ(笑)だったらアーティストの安全を考えてぶっ飛ばすのも手段の一つだと思うけど、ただ出くわしただけなのにやたらと怒鳴り散らしたり、下手するといきなり手を出してくるスタッフというのもいるからね。どう考えてもそれはふさわしい態度じゃないでしょ、という動きをする人。文字通り「お前は何様だ?」という態度の人物。完全に勘違いしてる、というのが。
相撲の世界の“エライさん”というのは長く大きな努力を積み重ねた上でのもので、一朝一夕になったものではない人がほとんどだと思うけど、それでも残念なことにその努力の上に積み上がったものが間違っていて“勘違いしてる”という人が存在するようだ、というのは連日の報道を見る限り明らかで。
狭い世界の中で生きてきて、匙加減がわからずやり過ぎる、とか、世の常識とずれてしまったことをするとか…どの世界でもあることだし、ここでここまで言ってしまうのも僭越過ぎると思うけど。
相手がYOSHIKIだった、というのが問題ではなく、こういう物言いとかが通用してしまう、という世界だったとしたらそれが問題、という話かと。大きなお世話だけど。*4
最近の相撲界の諸問題が思わぬところで更にクローズアップされてしまった、というところかな。
繰り返すようだけどYOSHIKIだから、というのを抜きにして、この件をどうやって処理していくのか、という目線で今後に注目してみたいと思います。

*1:ちなみに問題の件云々抜きの記事はこちら → 国技を引っ張る!白鵬が白星締め/秋場所(サンスポ)

*2:アクセス先の記事はこちら → YOSHIKI緊急記者会見まとめ - くだま記 夜になって更に数件のアクセス有り。

*3:あと申し訳ないのだけど、接続詞が滅茶苦茶なのが物凄く気になる…説得力が半減しちゃってるって…。

*4:更に言うなら、やっぱりこういうのって“日本人という民族”の本質とかの問題になるかと。“偉い人”は何を言ってもやってもいいのか、という話。