インタビュー

歌舞伎:中村時蔵が「嫗山姥」の八重桐 祖父の三代目「五十回忌追善狂言」で
◇祖父の工夫で「家の芸」に

中村時蔵が祖父の三代目時蔵の「五十回忌追善狂言」として、11月の歌舞伎座夜の部で「嫗山姥(こもちやまんば)(八重桐廓噺(やえぎりくるわばなし))」の八重桐を演じる。
三代目は大正、昭和期に活躍した女形で、1959年に64歳で没した。時蔵は「4歳のとき、祖父が亡くなりましたので、生の舞台は知りません。でも、映像で見ると、古風な趣の特徴ある女形だと思います」。
「嫗山姥」は三代目、四代目が襲名の際につとめた時蔵家にゆかりの深い演目だ。
  〜後略〜
毎日新聞 2008年10月30日 東京夕刊

参考