インタビュー

歌舞伎:乱歩作品を初の歌舞伎化 「江戸宵闇妖鉤爪―明智小五郎と人間豹」上演
幸四郎染五郎親子が主演―舞台は江戸「モダンに」

江戸川乱歩作品の初歌舞伎化である「江戸宵闇妖鉤爪(えどのやみあやしのかぎづめ)?明智小五郎と人間豹(ひょう)」が松本幸四郎=写真右、市川染五郎親子の主演により、東京・国立劇場で上演されている。
乱歩の「人間豹」を岩豪友樹子が脚本化し、幸四郎自身が九代琴松の名で演出を担当した。
原作では、カフェの女性やレビューの踊り子らを次々と手にかけるヒョウのような猟奇殺人鬼を、明智小五郎が追う。その舞台を江戸時代に置き換え、同心の設定になった明智幸四郎が演じている。染五郎は人間豹の恩田乱学と、人間豹に恋人を殺される神谷芳之助の2役。
「岩豪さんが見事に歌舞伎劇に仕立て上げてくれました。演出家としても洋楽などを一切使わず、音、扮装(ふんそう)などすべて“歌舞伎”にこだわりました。平成の歌舞伎芝居になれば」と幸四郎
  〜後略〜
毎日新聞 2008年11月6日 東京夕刊

今月の演舞場の女形さんが澤瀉屋さんの方々、という頭があったため、ちょっと前に録画しておいた春猿丈ご出演のテレビ番組を視て「え、10月は国立なの?」と驚いたワタクシ…。
幸四郎さんとか染ちゃんと春猿ちゃんて珍しいなぁ。」
と思っていたら、やはり初めてだったのですね。
  乱歩歌舞伎『江戸宵闇妖鉤爪(えどのやみあやしのかぎづめ)』、ついに開幕!|日本芸術文化振興会
高麗屋の旦那”ってのがいいですねぇ。昔の女形さんみたい、とか思っちゃいました(笑)。
こういう記事を拝見すると「やっぱり観に行きたい!」と思うんですが…。残念を通り越してなんだか悔しいわ(苦笑)。