うっかり



録画予約するのを忘れてしまったのに開始直後に気付いて、そのままリアルタイムで視ました〜『犬神家の一族』。
菊之助丈と純子ママが共演してるってゆーので公開当時気になっていたものの、結局映画館に足を運ぶことは無いまま、今日に至った訳ですが。
しかし映画だけでなく、テレビでも何度かキャストを変えたりして映像化されているにも関わらず、多分ちゃんと視たのは今回が初めてで。結局ちゃんと謎解きされるまで犯人わからず、単純に楽しめました(笑)。てゆーか途中で母親に「犯人誰?」って聞かれて初めて知らないことに気付いた私って(失笑)。
しかも前半の佐清くんのこと「この手は菊ちゃんじゃないー。」とか散々違う役者がやってるんだと言ってた私。マスクから見える目が「菊ちゃんのラクダのよーな目じゃないし。」*1とか(笑)。しかし最後のキャストにしっかり二役書かれていて自分のことながら爆笑。…でも吹き替えもあったんじゃないかしら?<納得出来ないらしい(失笑)。
三谷さんがちょろっと出てきたり、旅館の主人が木久扇さん*2と玉緒さんだったりと、細かいところも面白かったですね。
最後に松子が煙草で自殺するところは「気付かねーかなぁ?」と突っ込んでましたが(笑)。
てゆーか終わってからの感想。
金田一が事件解決したの? てゆーか推理してた?(笑)
全て後手後手だった気がするんですけど…。


で、wikiとか見てて、そーだよねー、と思ったこと。
事件の鍵となった“斧、琴、菊”って音羽屋に所縁のある言葉であることは、ある程度の歌舞伎好きならぴんとくると思うんですが。
まぁ特にこの作品と音羽屋に関係があるということは無いみたいだけれども、今回のキャスティングって面白いと言うか、何かあってのことなのかしら、とかまぁ色々と思い返したり云々<何云々て(笑)。
てか菊ちゃんカッコ良かったですわー<いきなりそこかい(笑)。復員兵姿でやつれてるところがまた色っぽかったなと。素顔の分、歌舞伎とはまた違ったと言うか…ぶっちゃけ歌舞伎の菊ちゃんにはあんまり男っぽい色気というのを感じない私なんですけどね、今回の菊ちゃんはそういう部分ががっつり出ていて素敵でした〜。


〈参考〉
  犬神家の一族 - Wikipedia
  犬神家の一族 (1976年の映画) - Wikipedia
  犬神家の一族 (2006年の映画) - Wikipedia
  http://www.inugamike.com/index.html


映画つながりでまとめようと思っていて、こっちも“うっかり”忘れてましたよ…。
  片岡愛之助、映画も写真集も「歌舞伎のため」(スポーツ報知)
私は貝になりたい』にらぶりんが出てたなんて、この記事で初めて知りました。かなり重要な役どころのようですね。
というのは勿論注目でしたが。
中居くんと同い年というのに何故か衝撃が(笑)。…ってどう衝撃なのか、なんかよく自分でもわからなかったり…(苦笑)。


*1:長い睫毛を常々ラクダのよーだと思っていたのですけど。御贔屓の方にはそう思われないかもしれないので一応書いておきますが、これは褒め言葉ですので…。あと、菊ちゃんて不思議な目の色をしてるな、とも思っているんですけど、マスクを被っていて陰になっていたためか、これまた途中まで感じられなかったのが別人と思った原因。

*2:当時は木久蔵さん、か。彼のお陰で一時、私と母親の間で“きくちゃん”が違う人物を指してしまい、会話がかみ合わなくなったり(苦笑)。