劇評

歌舞伎:九月大歌舞伎(歌舞伎座) 変化をきかせる吉右衛門の光秀
昼の最初が「竜馬がゆく 最後の一日」(司馬遼太郎作・演出、齋藤雅文脚本・演出)。3部作の最後。竜馬(染五郎)が暗殺される一日に、その人生を凝縮させて描く。染五郎松緑芝のぶ男女蔵が好演。
続く「桔梗旗揚(ききょうのはたあげ)」は「饗応」から「連歌」まで。「馬盥(ばだらい)」の怒りを抑えた花道の入り、「連歌」での上使を切り、三方を踏み砕いて本心を現すすごみなど、吉右衛門の光秀が変化をきかせる。富十郎の春永、芝雀の桔梗、魁春の皐月。
「お祭り」は芝翫の芸者。歌昇染五郎松緑らの鳶頭(とびがしら)、芝雀、孝太郎の手古舞と、華やかでゆったりとした世界を展開する。
最後が「河内山」。権力に屈せず、したたかな河内山を、幸四郎が緩急をつけて見せる。梅玉の松江侯が短気さをうまく出した。
  〜後略〜
毎日新聞 2009年9月17日 東京夕刊

写真は『今時也桔梗旗揚』連歌の場より光秀(吉右衛門)、但馬守(幸四郎)。


「何故この写真?」
と言うのが正直な感想。
お二人が並ばれているから、ということでしょうが…。
そして『お祭り』は記事内では芝翫丈となっていますが、15日から休演されているとのこと。*1無理はなさって欲しくありませんが、御復帰を心よりお祈りしております。


キンキョー。
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