インタビュー

楽屋ばなし:藤間大河 10月歌舞伎座で初お目見得
尾上松緑の長男の藤間大河が10月歌舞伎座・昼の部の「音羽嶽だんまり」の稚児音若役で初お目見得する。大河は3歳の幼稚園児。松緑は「『舞台に出るんだよ』と言ったら『はい』と答えましたが、どこまで分かっているか」。松緑の親代わりの尾上菊五郎が「今の歌舞伎座があるうちに、皆さんにお見せした方がいいのでは」と助言したのがきっかけという。
「だんまり」とは暗闇の中で登場人物が宝物などを奪い合う歌舞伎独特の様式美豊かな一幕。「音羽嶽」は1935年初演の音羽屋(菊五郎家)ゆかりの演目だ。菊五郎が主役の音羽夜叉五郎、松緑が奴伊達平。中村富十郎中村吉右衛門澤村田之助中村魁春ら豪華な顔がそろう。「息子も僕も幸せ者だと思います」と松緑
現在は化粧やあいさつのけいこ中。「僕は子供のころ、楽屋に行くのが楽しかった。息子にもそういう環境を作ってやれたら」
公演は10月1日から25日まで。問い合わせは03・5565・6000へ。【小玉祥子

残念ながら仕事の都合で初日を拝見することは出来ないのですが。
本当にあと数時間で初御目見得となるのですねー。拝見出来る日を楽しみにしております。


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