劇評

歌舞伎:旭輝黄金鯱国立劇場) 盗賊金助の変化からっと見せた菊五郎
◆旭輝黄金鯱(あさひにかがやくきんのしゃちほこ)
名古屋城天守閣の金の鯱を盗んだと伝えられる柿木金助を主人公にした並木五瓶の「けいせい黄金〓(しゃちほこ)」を書き換えた作品。尾上菊五郎監修、国立劇場文芸課補綴(ほてつ)。
盗賊の柿木金助(菊五郎)は勅使になりすまして小田家の居城の那古野(なごや)城へ入り、天守閣の金の鯱を奪う。金助は父の敵である小田家の転覆と天下横領を狙っていた。
元の脚本に大幅に手を入れ、娯楽性の強い作品に仕上げた。幕ごとに変化に富んだ見せ場が用意されている。
  〜後略〜
毎日新聞 2010年1月18日 東京夕刊

写真は金助(菊五郎)の宙乗り場面。


このところ新聞記事の紹介をずっとしてなかったなー、と反省。
復活させなきゃ、と思いながら2日も経ってしまっていた訳ですが…。
今年に入ってからの記事がこの他に既に2件、あるのでそれはまた追々<と言いつつ流れたことが何度あることか。