2006-07-28から1日間の記事一覧

劇評

歌舞伎:七月大歌舞伎(歌舞伎座) 玉三郎が緩急自在のセリフ回し 泉鏡花の幻想的な戯曲4本を、玉三郎、海老蔵と猿之助一門の若手中心に一挙上演する魅力的な企画である。 昼の最初が「夜叉ケ池」(坂東玉三郎監修、石川耕士演出)。池の主との約を果たすた…

勘三郎丈巡業@芝居小屋

歌舞伎:芝居小屋主体に襲名巡業の勘三郎「趣違い、やりたい演目多い」 中村勘三郎の大都市以外での襲名披露興行が、6月末から行われている。今回の特色は、古くからの芝居小屋を公演会場に組み込んであること。皮切りとなる1910年開場の康楽館(秋田県…