『瀬戸内寂聴−出家とは生きながら死ぬこと』


宮沢りえ 寂聴の半生に仰天
フジテレビ系の3夜連続ドラマ「女の一代記」シリーズ第1夜「瀬戸内寂聴−出家とは生きながら死ぬこと」(11月24日、後9・00)の会見が26日、都内で行われ、主演の宮沢りえ(32)らが出席した。自らも激動の人生を経験しているりえも、夫と子供を置いて若い男に走るなど波乱の中を生き抜いた末、出家した瀬戸内寂聴(83)には仰天。寂聴本人が「(自分の人生は)壮絶ではない。その日やることをやっただけ」と発言すると、「(寂聴先生の人生を)壮絶じゃないと言えるような役者になりたい」とコメントした。

写真は左より、佐野史郎瀬戸内寂聴宮沢りえ中村勘太郎(敬称略)


以前よりちらほらと目にしておりましたこのドラマ、記者会見は昨日だったんですねぇ。
実はこれも“スクラップ”としてあったものなんですが、upしそびれていたので、これを期に一緒に(汗)。

女の一代記:著名女性の人生ドラマ、3夜連続で放送−来月24日、フジテレビ
瀬戸内寂聴越路吹雪杉村春子
瀬戸内寂聴越路吹雪杉村春子−。フジテレビは来月24日から、作家、歌手、女優として頂点に立った彼女たちの波乱の人生を2時間を超すドラマにしたシリーズ「女の一代記」を3夜連続で放送する。演じるのは宮沢りえ天海祐希米倉涼子。実在の人物を主人公にしたドラマは少なくないが、著名な女性を3夜連続でというのはあまり例がない。【荻野祥三】
3作とも女性プロデューサーが担当している。
実在の人物のドラマというと、とかく「美談」になりがちだが、このシリーズでは、不倫の恋も隠さない。第1夜の「瀬戸内寂聴〜出家とは生きながら死ぬこと」は、瀬戸内寂聴著の「場所」が原作。83歳の今も精力的な活動を続けているが、瀬戸内晴美として作家活動をし、51歳で出家を決意するまでを描く。妻子ある作家との恋。さらには、年下の男性を巻き込んでの三角関係……。中村百合子プロデューサーは「人はこんなにも正直に、必死に生きられるのかという、究極のラブストーリーにしたい」と語る。
  〜後略〜

毎日新聞 2005年10月7日 東京夕刊

この記事で目を引いたのは、とても小さいものなのですが、写真。
りえちゃん演じる寂聴先生を中央に、左に阿部ちゃん、右に勘太郎くんというものなんですが、この写真、ぱっと見て勘三郎丈かというほど横顔が似ていて。特に勘太郎くんというと短髪というイメージが私の中で定着しているんですが、丁度30代半ば頃の勘三郎丈の髪型に何となく似ていて。
で、この写真どこかに無いかしら…と探してみたところありました〜。
http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/n05-039.html
ここのページ一番下に同じものが。
カラー写真なので私が見たものと印象が随分と異なりますが、やはり似ている感は変わらず。
逆に(?)ページ真ん中へんの登場人物内にある写真は眉間に影が入っているのか、人相が全くの別人…。あとあらすじの2枚目の写真のりえちゃんの足に縋ってる男性も勘太郎くん? こちらは顔が写っていないのでよくわからないけれど、あらすじの内容からしてそんな感じ。これは髪型が…地毛?
ともかく要チェックの番組ですねー。


ところで今回思ったのですが。勘太郎くんのあの髪型、いつ頃からなのかしらと。
さくっと見られる手元にある本の中で、一番古いと思われる写真も、今よりは少し長めだけれどほぼ同じ感じ。
「キューピーみたい♪」
という髪型(笑)。
もっと言うなら、お子ちゃまの頃のふよふよほっぺに坊ちゃん刈り、という姿から、今のようにすらっとしたのはいつ頃…? 単に私の記憶が欠落しているのか、それとも所謂“お年頃”のお休み期間のブランクがあっての上の“変貌”だったのか…。うーん、気になる(笑)。*1
ちなみに上記の本はこちら。*2

歌舞伎未来形―新時代をひらく若手役者たち

歌舞伎未来形―新時代をひらく若手役者たち


*1:てか“ぷっくりお子ちゃま時代”と“すらりと青年の姿”って、明らかにかなりの年数が経ってるってば自分(失笑)。

*2:と、はまぞうで検索しようと思ったら、またもや動きが…。書名で検索しても該当なし、“歌舞伎”で検索したら10ページ以上の結果が出たようなのだけれど、次へ、とクリックして行ったら3ページ目でページがnot found状態に。でも今また検索し直してみたら、書名一発で出ました。どうしちゃったんだろう、はまぞう。特に問題は報告されていないけれど、実際使えない時が多いのは確か。