インタビュー

楽屋ばなし:市川亀治郎 大役の初役続き活躍
大役の初役続き。活躍は目覚ましい。4月の「こんぴら歌舞伎」(香川県琴平町)では、「忠臣蔵六段目」のお軽と「浮世柄比翼稲妻」の葛城、お国、茶屋女房の3役に「かさね」のかさねを演じ、5月は東京・新橋演舞場で「寿式三番叟(そう)」の三番叟、「松竹梅湯島掛額」の八百屋お七に出演する。
初出演の「こんぴら」では「地元のボランティアの方たちの頑張りがすばらしい。土地の皆さんが楽しみにしているんだと実感しました」。
また勘平(海老蔵)の世話をしたり、小道具を片付けたり、後見的な要素も強いお軽には「何でこんなに仕事が多いの」という感想も持った。
5月の「三番叟」は市川染五郎と2人で踊る。「若い世代で新しいものを作りたい。『湯島』では『火の見櫓(やぐら)の場』で踊ります。お七のような女性の役は好きです」
来年はNHK大河ドラマ風林火山」で、武田信玄を演じる。「歌舞伎の演技法がどこまで通用するか試してみたい」。演舞場公演は5月1日から同25日まで。【小玉祥子

毎日新聞 2006年4月26日 東京夕刊》

写真はインタビュー中の亀治郎丈。*1


亀治郎丈のブログによりますと、こんぴらからお戻りになられてすぐその足で歌舞伎座福助丈のところにご挨拶に行かれたとのことで。大変遅ればれながら、千穐楽おめでとうございます。
ブログなどあちこちで観劇記など拝見しましたが、やはり一度行ってみたいものですね、こんぴら歌舞伎。たとえ映像などで拝見出来たとしても、*2特にああいった“小屋”の雰囲気は一度行ってみないと伝わらないと思いますので。


そしていよいよ来月は演舞場にて『寿式三番叟』、『松竹梅湯島掛額』。更には“女形の夕べ”もありますし、楽しみです。
あぁそう言えば今年の“亀治郎の会”も面白そうなんですよねぇ…『袖萩祭文』観たいわ…。でも日程的には被らないけど、八月と言えば納涼。しかも今年は福助丈がシンとのことなので。うーん…来年の浅草でパンフレット買ってお茶を濁す、かな、また(苦笑)。*3

*1:ジャージ的ブルゾン(?)のカジュアルなお姿。服装からしてちょっと前でしょうかね。記事はこんぴらのことなどが入っていますが、真冬に近い服装のような印象。

*2:今度NHK衛星で放映があるようですが。ウチは視られませんので。

*3:なんだかんだ言いながら観に行かなかった去年の分も含めて、パンフレットだけは持っていたりするワタクシ。