昼ヌキ(笑)



時間をやりくりすれば(と言うかいつもこの時間くらいなんだけど…)観れるじゃん! ということに気付いたので、昼休みの時間を充てて歌舞伎座へ。





村松風二人汐汲』の幕見をしてきました。
以下メモ書き程度でありますが、ネタバレぽい要素もあるのでたたみます。


お二人で並ぶと本当に違いが出るわー、と終始感心しながら拝見。
具体的に感じたところは…。


玉三郎
まず一目見てデカイなと(笑)。特に手があんなに大きいとは思わず。
白いお着物がキリリとして素敵。
あと控えてる時って結構無造作な人だよね、と再確認。*1
踊りも大きい。けどそれは雑ということではなく。


福助
玉さんに比べるとちっこいわ〜、と(笑)。赤いお着物が良くお似合いで可憐なこと。
ただちょっとお疲れかな…というようなお顔をしていらした気が。
けど最後の方、肩脱ぎになったところでちょっとスイッチ入ってたような。表情が変わっていた感じ。


本舞台のセリ上がりから始まりますが、花道を使うところもあるのでやっぱり上手側で観た方がいいですね。
それに福助丈は主に下手側にいらっしゃるので、上手側じゃないと顔観辛いし。*2


後見さんが芝喜松丈だったのと、鼓が傳左衛門さんだったのが嬉しい。


40分頃歌舞伎座に着いたのだけれど、立見だったのはちょっと意外。ある程度混んでるかなとは思ったけど。
そしてこのところ特に思っていた異人さん率の高さが今日も目立ちました。始まってからしばらくして隣に来たカップルもアラブ系っぽい人だったり。*3


“月は一つ 影は二つ”とかいう唄のところでお二人が前後になるところとか、狩衣使ってお二人で、というところが美しくて、文字通りの眼福。
他所様のblogで拝見した通り、素敵な“おあねえさま”と“可愛い妹”の対比が素晴らしかったです。
来週も時間作って行こうかな。

*1:無造作、というのもちょっと違うけど、いい言葉が見付からないので…余計な気負いが無い、ということかしら。

*2:つかあのセリ、一番小さいのに二人ってすごいぎゅうぎゅうなんですけど…(笑)。お衣装挟まれないのかしら、とかちょっと心配になったり。

*3:そういえば納涼の初日二部3Bが最初から売り切れって団体だとは思っていたけど、なんか異人さんの集団だったっぽかったのよね。1階東側から2階の西見たら2列目ほぼ異人さんのみ…何だったのかしら、あれは。