劇評

演劇:ドラクル(シアターコクーン) 新たな挑戦目立った長塚圭史
ドラキュラ=吸血鬼がテーマで、主演が市川海老蔵宮沢りえ、とくると甘美な愛の世界が予想されそうだが、作・演出の長塚圭史は、あえて「神」と「悪魔」を中心に据えた硬派の物語として展開した。これまでの長塚作品に特有だった残酷さや笑いが抑えられるなど、新たな挑戦が目立つ舞台となった。
18世紀末のフランス西部。森の奥の屋敷にレイ(海老蔵)とリリス(宮沢)の夫婦がひっそりと暮らしていた。実は、レイは、15世紀にジャンヌ・ダルクに協力し英雄となりながら、後に多数の子供を惨殺し死刑となった貴族ジル・ド・レで、吸血鬼として300年余を生き抜いてきた。リリスは、レイの殺害現場を目撃しながら、「私と共に神の慈悲を乞(こ)いましょう」と説得、一緒に暮らし始めたのである。
「神に祈る悪魔」という設定が意表をつく。リリスがかつて妻として暮らした領主アダム(勝村政信)の使者が現れ「黒死病がまんえんし、救えるのはあなただけだ」と懇願。強引にリリスが奪い去られた後、レイは封印していた暗黒の力を解き放ち、彼女の後を追い、アダムの妻エヴァ永作博美)、司教(手塚とおる)らと対決する。
  〜後略〜
毎日新聞 2007年9月20日 東京夕刊

写真はレイ(海老蔵)とリリス宮沢りえ)。


えびきゅ〜<何ですかいきなり(苦笑)。*1
Bunkamura HPでちょこちょこと様子は見てきましたが。写真だけ見てもいいですねぇ海老蔵丈。お財布とスケジュール双方に無理があったので観劇は見送りましたが、WOWOWあたりで放送とか無いんですかね。blog検索してみたら、スタッフジャンパーを着た人を見掛けた、という記事があったので、いつかあるかしら…自力では視れないけど。
ついBunkamura PLAZAにupされている壁紙を使ってみようかしらなんて思ったりしたんですが、今時珍しいと言うか、写真が左側に配置されているMac用と思しきものしか無いので断念。アイコンの自動整列解除して右に寄せて使えば済む話だけど、やっぱりそれは効率悪いしね…。*2ちゅーかこれを会社で使おうとか思った時点でどうよ(笑)。
しかしこの壁紙の大きな写真を改めて見て気付いたのだけれど、海老蔵丈はりえちゃんを触ってるような触っていないような微妙な手の配置をしているのね。向かって右は触れているみたいだけど、左は浮いてるんじゃない、これ? そして何度見てもこの付け歯(?)がお約束なんだけれど笑える…。
  「ドラクル GOD FEARING DRACUL」初日レポート

*1:えびきゅー → 海老蔵の吸血鬼 → 『ドラクル』。

*2:レスポンス悪くなるので、デスクトップに極力アイコンは置かないようにしてはいるのだけれど。