インタビュー

片岡仁左衛門:19年ぶり伴蔵 玉三郎のお峰とのコンビで−−来月の歌舞伎座
片岡仁左衛門が、10月の歌舞伎座夜の部で19年ぶりに「怪談牡丹燈籠(ぼたんどうろう)」(三遊亭円朝原作、大西信行脚本、戌井市郎演出)の伴蔵を坂東玉三郎のお峰とのコンビで演じる。
旗本、飯島平左衛門の娘、お露は浪人の萩原新三郎に焦がれ死にし、幽霊となって新三郎の家を訪ねるようになる。新三郎の世話をする伴蔵が、お露の霊に頼まれて魔よけのお札をはがしたため、新三郎は亡くなり、伴蔵は大金を得る。平左衛門は後妻のお国の恋人、源次郎に殺されるが、栗橋で大店の主となった伴蔵が愛人にしたのがお国。伴蔵はしっとする女房のお峰を手にかける。
  〜後略〜
毎日新聞 2007年9月27日 東京夕刊

写真はインタビュー時(?)の仁左衛門丈。


『牡丹燈籠』、私は数年前に納涼で拝見しましたが。その時、お露新三郎を中村屋兄弟がお勤めになられたのは覚えていたのですけど、どちらがどちらだったかなー、ということで調べてみましたら、お露が勘太郎くんで新三郎が七之助くんだったようです。*1今回は七之助くんがお露ということで…10月は夜の部の出演が無いので、休演日があったりして楽ね、なんて思っていたのに、とんでもない大活躍になってますね、七之助くんてば(笑)。

「19年前は僕も玉三郎さんも若かったので、きれいなところも見せないといけませんでした。きれいな役を外して見せる、のは(2人のコンビでは)今回が初めてかもしれませんね」

という仁左衛門丈の言葉に、なるほどねー、と思ったり…。