『愛陀姫』

野田秀樹さん:オペラ「アイーダ」元に「野田版 愛陀姫」上演─8月、歌舞伎座
◇3作目の歌舞伎演出 邦楽器でヴェルディの曲演奏

野田秀樹作・演出の「野田版 愛陀姫」が、8月歌舞伎座の「納涼大歌舞伎」3部(9〜27日、午後6時15分から)で上演される。ヴェルディのオペラ「アイーダ」を元に、舞台を日本の戦国時代に置き換えた構えの大きな作品だ。【小玉祥子


織田家と斎藤家の合戦で捕らわれた織田の姫、愛陀(中村七之助)は身分を隠して斎藤家の濃姫に仕え、武将の木村駄目助左衛門(中村橋之助)と相愛の仲になっている。ところが、濃姫も駄目助左衛門に恋していた……。
野田はこれまでに「野田版 研辰(とぎたつ)の討たれ」「野田版 鼠小僧(ねずみこぞう)」の2作の歌舞伎を発表しているが、どちらも既存の歌舞伎作品の翻案であった。
勘三郎さんに『西洋の物はないの』と言われていました。人が突然現れたり、消えたりするオペラのご都合主義的要素は歌舞伎に通じる。とくに国同士の争いを描いた『アイーダ』は歌舞伎に似ているんじゃないかと思いました」と執筆動機を話す。
  〜後略〜
毎日新聞 2008年8月7日 東京夕刊

初日の感想文と絡めてupしようと思っていたのですけど、纏めている時間がないので先に…。
上演時間の変更発表がありませんが、内容的にも変化は無いのですかね?*1

*1:納涼の初日しては珍しく、ほぼ時間通りの進行でしたが。