三人の内蔵助

Crossroads:元禄忠臣蔵 3人が内蔵助を演じ分け
幸四郎團十郎仁左衛門 歌舞伎座で通し上演

実録物の忠臣蔵の傑作「元禄忠臣蔵」(真山青果作)が3月の歌舞伎座(東京・銀座)で通し上演されている。昭和の新作ながら、松竹が昨年11月に実施したアンケート「好きな歌舞伎20選」の20位になる人気ぶり。今回は松本幸四郎市川團十郎片岡仁左衛門の3人が大石内蔵助を演じ分けるのが話題だ。【小玉祥子


10編の原作から、昼の部で「江戸城の刃傷(にんじょう)」「最後の大評定」「御浜御殿綱豊卿」、夜の部で「南部坂雪の別れ」「仙石屋敷」「大石最後の一日」の計6編が上演される。
最初に発表された「大石最後の一日」は1934年初演。江戸時代に成立した「仮名手本忠臣蔵」が内蔵助を大星由良之助にするなど名前を置き換え、架空の人物も登場させているのに対し、「元禄」は史実に基づく。
浅野内匠頭吉良上野介への刃傷、お家取りつぶし、吉良へのあだ討ちをもくろむ内蔵助を中心とした浪士たちの苦労などが描かれる。
  〜後略〜
毎日新聞 2009年3月3日 東京夕刊

内蔵助3人の写真が素敵だなー、と思い、写真を撮ろうとしたのですが人通りが多くて断念したポスター。このチラシ版が出たとのことで嬉しい限り。でもまだお目に掛かっておりません。歌舞伎美人の記事が先月25日付だったので、この日に配布開始だったのでしょうかね。丁度この日に歌舞伎座観劇だったのですが…。

そしてこのポスターを見ているうちに、去年の中村座、Bプロの仁左衛門丈の討ち入りの扮装の写真を買おうと思ったら売り切れだったことをふと思い出しました。…今回は買えるかしら?(笑)