インタビュー

さよなら歌舞伎座:三代の女形/下 中村児太郎


◇遊びに通ううち俳優の自覚 新・歌舞伎座で大きな踊り見せたい
今回登場の中村児太郎は六代目だ。初代は曽祖父の父、五代目中村歌右衛門。その後、曽祖父の五代目福助、その弟の六代目歌右衛門、祖父の中村芝翫、父の中村福助が児太郎を名乗った。全員が女形だ。
「そういう家だという責任は感じています」。1993年生まれの16歳で、高校2年生。2000年9月に歌舞伎座で初舞台を踏み、現在は歌舞伎座の最終公演「御名残四月大歌舞伎」の3部「実録先代萩」に腰元、梅香役で出演中だ。
  〜中略〜
玉三郎のおじちゃまのお弁当のおかずをいただいたりしていました。そんな時、おじちゃまは自然にセリフの言い方を教えてくださった。お化粧もそばで見ていました。中学生の時には『将来あなたが揚巻(助六)や八ツ橋(籠釣瓶)をやる存在になるんだから頑張ってね』と言われました」
  〜中略〜
新しい歌舞伎座の開場が予定される13年には20歳になる。
「高校を卒業したら芝居に専念するつもりです。歌舞伎座ができるまでに『娘道成寺』や『鏡獅子』などの大きな踊りをひとさまにお見せできるように覚えておきたい。開場して『頼みますよ』と言われた時にできるように」。夢は大きい。公演は28日まで。【小玉祥子
毎日新聞 2010年4月22日 東京夕刊

ハイ、成駒屋三代・最後はコタです。ある意味お父様やお祖父様よりお待ちかねでしたワタクシ(笑)。
お父様のファンになったのがたかだか6年程前ですので、コタちゃんも意識して拝見するようになったのは同じ頃。その頃はまだやんちゃなお坊ちゃん、だったんですが。
子役と大人の中間的年齢になったためか、ここ数年はあまり御出演が無いという印象だったのですけど、*1半年に一度くらい大間でお見掛けして「ぎょえー!」(笑)と思うこと度々、でした。だってすんごい勢いで背が伸びてってたんですものー。
更にタケちゃんの番組で、いやー大人になったわぁ…とおばちゃんびっくりです(苦笑)。
で、tumblrにquoteした文章と、こちらには記事のシメの言葉も載せておきましょうかと。随分長い抜粋となりましたが。
先日、twitterでこれから大丈夫なのかな的な呟きをしたんですが、これなら大丈夫だな、とエライこと上から目線ながら安心したり。
とにかくこれから先がとても楽しみな役者さんになってくれるようで嬉しゅうございます。

*1:と私は思っているのですが。正直、同い年の隼人くんと比べると…という話なんですけど。